春だけど胡椒を使ってチョコレートケーキを


ただ胡椒と言ってただの胡椒ではなく、マダガスカルの森林のヴィチペリフェリペッパー


辛味はほぼ無く、ウッディーでフローラルの柑橘系の味を感じます。


上からロンサカパの甘いラムをかけて



中身はエスプレッソとチョコレートのソースを仕込んだ フォンダンショコラ 


元元はクーラン オ ショコラと言うフレンチの巨匠ミシェルブラスさんのスペシャリテ 目の前で作って頂いて、その場で食べましたが、凄いんです。見た目はポツンとしたただのチョコレートケーキですが、切るとドバーっと中身のソースが困っちゃうくらい出てきてびっくりした記憶があります。あれは美味しかった。今なら普通にパティシエさんなら作れる技術なんでしょうけどね 技術の革新は凄いですね。色々なお野菜やハーブキノコなどを一皿に盛り付けたガルグイユも彼のスペシャリテで色々かお店で見る様になりましたね。 



って事でクーランを目指すには注文を受けてからその場でチョコレートケーキを作らないといけないので…パティシエさんが常にスタンバイしているようなブルジョワなお店で無いと厳しいので、とろっとなるくらいのフォンダンで勘弁して下さい。



ビターなトロける中身にカリカリとペッパーの香りがなんとも言えない相性を見せます。辛さは無く香りがカカオの濃厚な香りを包みます。胡椒が柑橘の様な役回りをしてくれるのでまさにまりマリアージュ 生地はガトーショコラのようにどっしりとしていなく、軽く食べやすく仕上げています。


フォンダンショコラは、難しいと思い、中々挑戦して来なかったんですが、試したらかなり楽ちん。比較的に苦手だったドルチェもイタリア料理研究所(店)のおかげで技術がいつのまにか革新していました。研究費は枯渇しておりますが…



生クリームはその場で泡立てて添えます。かなりビターなので少し甘めが良いのかな?ジェラート添えてみましたが、生クリームがベスト



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イタリアだと唐辛子入りのチョコレートなんかもありますね。辛いのは苦手なので…


胡椒とチョコレートのフォンダンショコラ


是非


(バレンタインのあまりのチョコレートとノリで仕入れた高級胡椒をなんとかしようのドルチェではありません。。。きっと…たぶん)



ドルチェに合う赤ワイン下さいとたまに言われますが…心の声は『ありません』と呟きながらそっと果実味強めの酸があまりないワインをお出ししています。。


甘い食べ物に酸味主体のワインなんて合わせたらお互いの良さをつぶしあい喧嘩しかしないですもん。。ただ人の好みは千差万別ですからね


アマローネや特殊なワインなら合わせれますが、高くてとても、グラスではご提供出来ません。。ブラケットとか甘いランブルスコなら、泡だけど一応赤だから合わせれるのかも?(持ち込みでしたら喜んで)


やっぱりデザートワインや食後酒がベストです。


もしくはエスプレッソに安いグラッパ注いだ物



是非




チャオ