フレッシュ丸唐辛子を夏前に発酵しておいた物です。


狙いは自家製タバスコを作ってみようからの暇つぶし、ご存知タバスコはイタリア料理では有りませんが、まぁいいじゃ無い日本の文化だから、欲しい人には使わせてあげればと、ただ生クリーム系とかにも何でも入れる人いますよね…それは断りますけど。。。


ボロネーゼなんかだったら、自分で丹精込めたタバスコなら有りかな?と


タバスコは実は考えられた万能調味料


辛味だけではなく、その酸味が癖になるわけです。


日本のアメリカンピザや、甘ーい昔ながらのミートソースやナポリタン に合いますよね? 理由は簡単 全てケチャップが入っているので砂糖たっぷりで甘いんです。その甘さを抑えるために、辛味と酸味が際立つ タバスコはベストチョイスなんです。味覚の理にかなっています


本来のピッツァもパスタもケチャップを入れて作るイタリア料理は過去も未来も存在しません。


ケチャップを入れた料理はあくまでアメリカ料理か日本料理になります。実はケチャップは、中国が発祥らしく、ナンプラーの様な物だったらしいです。イギリスに渡ってクルミとキノコを腐敗させた液体に変わり、19世紀頃にアメリカでトマトに塩をして、滲み出た液体で作っていたみたいです。まぁ要するに酸味は発酵の酸味だったんでしょうね。甘みは保存が効く様にデルモンテが開発したケチャップに加えられ、発酵もさせずに既に発酵した液体であるビネガーを入れ発売したところ全米が泣くほどヒットしてハンバーガーやフライドチキンなどに使われるようになったそうです。日本にはデルモンテ経由で渡った文化なので、あの甘くて酸っぱい懐かしい味わいのケチャップはアメリカン料理の調味料として、広まっていきました。ナポリタンもケチャップミートソースもイタリアにはありません。アメリカ料理派生の日本オリジナル料理です。(ドリアもです)



日本のナポリタンをイタリア人が食べて笑うのは甘いからです。 でも実は、シチリアの地方なんかでは、トマトソースが酸味が強い場合は砂糖を入れて作るのが定説 だからケチャップっぽい味になります。



イタリア人は食に超超保守 懐かしい言葉ですが、カテナチオ的なんですね。特にアメリカから来た食文化を毛嫌いします。アメリカ人は食に無関心とか文句を言ったり、でもマックなんかはイタリア人でも食べますが、不思議ですよね?


アメリカ料理の大半はイタリアから移民したイタリア人が広めた料理が多いんですけどね…チョッピーノやピッツァ にパスタ フライドチキン フライドポテト 



不思議ですね


って事で


生の丸唐辛子を夏くらいから?発酵させて種ごとペーストにしたら かっらーい ビリビリする 辛い物が苦手な私にはとても食べれません


でも発酵した味噌のような良い香りがします。


タバスコとしては煮ても似つかないのでボツですが、たぶんこれを冷凍して細胞を破壊して裏漉して更に発酵させて酸味を強く出せば唐辛子だけのタバスコが出来そうな気はしますが、今回はこのまま冷蔵庫に放置して様子をみます。トマトソースに本当に少し入れたらまさしく辛い旨味噌みたいに香り高く美味しかったです。



ペンネアッラビアータなんか良いですね


トリッパの煮込みなんかにも合います


私は辛すぎて食べれませんが…


種を取れば良かった…


クリスマスコース用に実験で自家製ケチャップを作ってます。要するに発酵トマトですね 中国の元のケチャップのように魚醤を入れるか?忘れてましたが、ちょうどそろそろ2年くらい経つ稚鮎のアンチョビが塩漬けで冷蔵庫にあるし… イギリス系のキノコにくるみか?問題は甘さ 砂糖を使うとチープな味になるので うーん


クリスマスコースまであと3日。。。



完成度90%



間に合うかなぁ〜


そもそも原価計算って物をしてない悲劇


感じろ!的なノリです



と言う事でクリスマスコースで脳も身体もフル稼働しますので、しばらくブログはお休みです。


今年もつまらないblogを読んで頂きありがとうございました


いや、まだ今年最後ではありませんが…



たぶん







チャオ