毎年ご提供しているお料理です。

リゾット アッラ ピロータ です


脱穀人風 リゾット



お米の名産地 マントヴァ地方の郷土料理です。


脱穀人って中々使わない言葉ですね。脱獄人みたいですが。。(お巡りさん風リゾットってのはイタリア料理に存在します)



脱穀人=お百姓さん風です


お百姓さんが畑仕事をしている途中にお米を鍋に入れて水を入れて蓋をして放置したら出来上がっていたのが由来とか?(イタリア料理は諸説あります)


はっきり言ってしまえばピラフです…(言わない言わない)


特徴はサルシッチャを入れて最後にパルミジャーノをかける事。本当は、丸く小さなイタリア米のヴィアローネ ナーノ米を使わないといけないんですが、色々な情勢で手に入らなくなってしまいまして… 手に入っても異常な価格の物か日本で育ててる物しかなく、現在は一般的なイタリア米のカルナローリで代用しています。



秋ですから、ポルチーニと甘さがさっぱりしてる和栗 銀杏 金華豚の自家製サルシッチャなどを使っています。オーブンに入れて仕上げると楽なんですが、あえてコンロの火加減で音を聞きながら調節してご提供しています。その方が難しいし、毎回均一にならずムラが出て 料理に魂が入る気がするし?なんかイタリア料理っぽいですよね? まぁ完全なる精神論ですね… 



ですがとても香り良く美味しいです。 


問題は秋は栗料理がありすぎて栗のコースか?ってなってしまう事ですが和栗と数種類とイタリア栗を使い分けているので


気にしない気にしない 



ちなみにリゾットはフォークで食べた方が味わいが繊細になり美味しさを感じやすくなるのでスプーンよりおすすめです。実際にはとやかく気にしないで好きに食べるのが1番なんですが…



パスタを食べるときは子供以外はスプーンを使わないとか、お皿のソースをパンで拭う(スカルペッタ)行為はテーブルマナー違反とかね?好きに食べたら良いんです。晩餐会に出席する訳じゃ無いんですから。。



ただ音はたてて食べない方が良いのは一般的ですかね?女性でも、おもいっきり音をたてて食べる、日本の蕎麦やラーメンはちょっと異質な文化ですよね。では何故音をたてて食べてはいけないのか?無論マナーや他人が不快に思うので配慮する事は解っていますが、何故不快と感じるDNAを持ったのか、いつから?歴史好きな私は由来があるのではないかと思ってしまうんです。貧しい時代に近所に食事をしているのが見つかって食料を奪われてしまわないようにとか?奴隷や貧しい人々が音を立てて食べるしか無い境遇にあったからとか?敵に見つからない様に静かにとか? でも日本人のDNAには、ラーメンや蕎麦をすすって食べる音に不快な感じは無いと思うんです。しかし、パスタをすする音は何故か不快に思ってしまう今日この頃。考えたらまた有限の時間を無駄に浪費してしまいそうなので、どうしたらもっと美味しい料理を作れるのか?の方に時間を浪費するのが1番な気がします。世の中知らない方があった方が楽しいものですからね










チャオ