​猪のサルシッチャのパッパルデッレ



はい、またもや イタリア語を聞きなれない方には呪文のような名前ですね


なんか猪の妖精が出てきそうな呪文ですが、サルシッチャとはイタリアンソーセージ ドイツや日本でお馴染みのソーセージは燻製をかけて火が入った状態で売られていますが、イタリアのサルシッチャは、生です。



簡単に説明するとサラミ? 軽いサラミみたいな物です。イタリアでは皮の部分は基本的には価値はありません。パリパリしなくても関係ありません。中のお肉を守るだけの皮なんですね。皮は腸で出来ていますのでまぁ普通考えたらあまり食べなくても良いですよね。


イタリアでは、サルシッチャを料理に使う時は皮は汚いし硬いので捨てて中身のお肉を取り出して使います。生のまま中身のお肉を食べる事もあります。日本では生で豚肉系はちょっと…ってなりますけどね。


さてサルシッチャの説明はこの辺りにして



パッパルデッレですねパッパルデッレはトスカーナの生パスタ きしめんみたいですよね。まぁ私のブログにはよく登場します。



こちらを猪のサルシッチャの中身、半年発酵熟成したオレンジの皮 松の実 フィノッキオーナ とエシャロットのソースに茹で時間2分前ほどにお湯からパスタを取り出してソースの中で煮込み仕上げにトスカーナのペコリーノチーズと絡ませてご提供いたします。 


仕上げにカカオニブをかけて


基本は、トマトはトリッパで使うのでトマトも使わないシンプルなイノシシのパッパルデッレです。

お客さんの頼むメニューによってトマトにしたり、野菜を加えてみたり、ワインを入れたり変幻自在です。


6月から定番料理に加わります。


ポイントは半年熟成させたオレンジの香りとカカオニブの風味に優しくミルキーなペコリーノトスカーナが包み込みます。


白ワインでも赤ワインでも合わせれる万能型です。


まぁ正直言って夏に食べたいパスタではな無いですけどね。定番料理なのでお許しを



季節のパスタは後日ご紹介します。






チャオ