割と見た目が悪いトスカーナ料理ですが、ダントツで見た目が悪い料理は。
リボッリータ!
冬の トスカーナ料理では外せない一品ですね。野菜に豆やジャガイモに硬くなったトスカーナパンをぶち込んで作ります。本来ならオリーブオイルをびちゃびちゃに入れて野菜の水分だけで、煮込みます。煮崩れとかは一切気にしません。色も日本で食べると赤いトマト色をしていることが多いですが、本当はトマトは少し入れるだけだから、赤くないんです。
まぁこれもトマトがイタリアに入る前にあった料理なんでしょう。現代は割と赤いトマト味のお店が多いようです。必ず必要なのが、日本では馴染みが無い黒キャベツです。まぁケールの仲間なのかな? 日本のキャベツのイメージは捨てて下さい。 甘さは一切ないですが、滋養溢れる味と香りがします。 トスカーナの人は黒キャベツが大好きです。感覚で言うと春菊的な?甘くないのに人気な野菜だし… うん春菊だ!(感覚だけね)
出し汁、ブロードを入れて煮込んだりすると、確かに美味しい味が出るけど、なんか違う感が出るので、旨味はラルドを少し入れて炒めて旨味を出すだけにしています。 そうすると優しい〜野菜の本来のリボッリータの味になります。チーズとかもご法度。かけていいのはオリーブオイルだけ。
だけどお店で売るとなるとそうもいかないからサラッとしたコクのあるロディジャーノかけたり、ブロードで味足したり、トマト入れたりお客さんに合わせて調節しています。若い子はたまにしか来ないけど、溶けるペコリーノチーズ乗せてあげたり、この人は本物食べたいだろうなぁと感じる人には、そのまま提供したりですね。
美味しいです!
見た目重視のエディブルフラワーとか飾ってある料理よりずっと美味しいよ…
まぁ見た目も大事だけどね…フォトジェニックな
まぁこんな地味な料理ですが、何百年も人々に愛されて食べられてきた訳ですから
フォトジェニックな料理に負けるなリボッリータ!
もうすぐ終わりの季節です。。
チャオ

