こんにちは 今日はゴールデンウィーク中ということもあり、(お店は営業しています)超 個人的なブログを、随分前に書いた記事ですが… 



注✳︎個人的なブログなので興味が無い方はスルーを推奨いたします 













私には18年飼ってるペットの犬がいます。実は私は生まれた頃から今までほぼ、生活に犬がいる生活をして来ました。 なので、動物が無条件で好きです。ただペットと飼い主の境界線をつけて飼い続けてきました。ペットはペットであり、人間の家族では無いと まぁ これは母親の教えでもあり、彼らは好きで自分の意思で人間に飼われてるわけではない。そうしないと生きられないからだと教えられていました


なので、食事もカリカリのドックフードしかあげませんし、おやつにもペットのおやつです。そのおかげでか、凄く長生きしてくれました。私を癒してくれて笑顔にしてくれる ペットです



ですが、最近 心臓の癌になってしまい 弱ってしまい大好きなドックフードも食べれなくなってしまったので、手作りのご飯を作って食べさせていたんですが、ついには食べなくなったので、よし解った あんたのご主人様はイタリア料理人 沢山の人に美味しい料理を作り幸せの時間を提供するのが仕事なのだよ!と



その日はとにかく、まずは犬の気持ちになり 何を欲するのかを徹底的に考えて、うちの犬はアレルギーがあるので、しっかり焼き色をつけて肉汁を煮詰めてわざと獣臭をだし、アレルギーを起こしにくい鹿肉や馬肉に甘さのあるさつまいもや、癌に効果的とされるキノコや好物の犬用のチーズ使ってコトコト6時間煮込み とにかく香りが出るように意識してボロネーゼを作りました。ペンネも最高級のデュラム粉で作る香りが良いもので、小さく切り柔らかく茹でソースと合わせます。
最後に味見をすると???

塩は一切入れてないのに??

塩の味がする??

あれ?  癖で入れたかな??









と思ったら私の瞳から常に涙が…





 何もしてないのに涙が溢れて止まりません味見をしても、自分の涙の味で塩気があるんです。





私は普段から、感動する映画を見ても、涙はほぼ流しませんが し、基本的に楽天家です。しかし、そうこの日は朝から涙が出て止まりませんでした。自分でも不思議でした。 朝から泣きまくり気づいたらとにかく愛犬のために美味しい料理を作ってやろうと、何かに突き動かさせられるような気持ちで、作っていたので、作り過ぎましたが…まぁ これから うちの犬の食事は全部私が作ってあげようと決めていましたので問題は無いです




ここまでは、2月3日のお昼に書いた記事です。 

まさ…か







しかし、家に着くと愛犬は失神をして、瞳孔が開き目を開けたまま ほぼ  絶命の状態でした。。。1日入院して帰る時に病院ではまだすぐに命にかかわる状態では無いので、心臓の専門医がいる日に来て欲しいと聞いてましたが、18年同じ空間に存在して生きてきた私にはなんとなく解っていたんでしょう。



しかし、もう 駄目かと思ってたら、私の目を見ると、しっかり目を開けて、なんと立ち上がり歩きだしはっきり意識のある目で『 ご飯は? 』と言う目で私を見ました 。すぐに作ってきたボロネーゼを出して餌の入れ物に入れたんですが、食べません。私が手の平に取り愛犬に『いいよ』と言うと いつものように私を見上げて真っ直ぐ見て

『ありがとう』と言う顔をしてペロッと一口だけ舐めて… 










その後 丸くなり フッ〜と聴いたことの無い声を出して 目を開けてそのまま 絶命しました 最後まで生きようとして食べようとしていたのか右の口が開いたまま死後硬直していました


『ご飯たべたかったよね 待ってたもんね…』



朝からの涙の訳がようやく解りました。愛犬が家を出る時に私に別れを告げていたのかもしれません。災害がある時に自然の動物は何かを感じて逃げると言いますよね?それに似たものでしょうか、それを愛犬が伝えたんでしょうか?それとも、私は解っていたんでしょうか?


あの顔は今でも瞳を閉じれば浮かんで来てうるうるしてしまいます。。


ペットと人間の境界線は大切だと思います。今ならなんとなく実家の犬が亡くなった時にペットと人の境界線を話していたのに号泣していた母親の矛盾の教えも解ります。 



この子はウイルスにまみれたペットショップで、育ち、生後2ヶ月で犬のエイズみたいな病気にかかっていて、すぐに電話すると処分して、返金するからみたいな事を言われたので、1週間しか一緒にいなかったけど、殺されてしまうと思い、私も若かったのでなんとしてもこの子は助けると、わずか1%の生存確率にかけ、獣医学の最高峰の動物病院に入院させ奇跡にかけて300万かけて命を救った犬だったんです。病院の先生達も奇跡でも見るような顔で号泣していました。その後のケアやトリミングも全て無償にしてくれました。 私にとっては初めての飼い主。なので 飼い主としては、いままでやることはやった後悔は無いですが



もう亡くなって3ヶ月経ちますが最初の1ヶ月くらいは常に私の心は…こんな感じ

(映画ゴッドファーザーで娘を失ったアルパチーノの渾身の演技)

私も生まれて初めて声を出して泣きました。。。。頭で客観的に自分を見てる自分も泣いていました 




ただ1つただ1つ

後悔は



『もっとうまいもん食わせてやれば良かった』



ちくしょう  





しばらくは哀愁漂う料理をすると思いますが、それもまた私の料理です。  自分の人生を味に変えるそれが料理人 色々な事が起こった方が複雑な味になり、その人だけの料理が出来るですね。





と言うことで湿っぽくなりましたが



後悔しても何も変わらないので次に飼うかもしれないペットにはたまには美味いもんを食べさせてあげよう!


動物にとって生きる喜びは結局『食』ですからね



犬や猫は味が解らないと言うけど、飼われてる方は解ってますよね? 間違いなく味は解りますよね



ペット専用のイタリアンでも作ってネットで売ろうかな…とか考えたり…  料理人がペットのために本気を出して作る料理も面白いですよね







チャオ