料理人は拘りすぎると儲からない

「儲けたければゆるく拘れ」

飲食店経営者の鉄則です。
 


なんとなくこの意味はお店をもってみて解りました。ようするに儲けたければ上手いこと立ち回れってことです。



ただ世の中にはいます。


わずか1センチを伸ばすためにひたすら拘り当たり前のように、高級な拘りの素材を使います。


わずかしか伸びません。しかしその素材を使わなければ1センチは伸びません

解る人も80人に一人かも知れません

そんな素材です。

わざわざ箱に入ってます

これ

ケイパーです。

解りやすく言うと

スモークサーモンの横に添えてある

酸っぱい梅干しの中身の種のような

形をしたあいつです。

あいつがなんと!

小さい一瓶で5000円くらいします。

たかっ!

某商社の営業担当もびっくりして連絡してきました。

通常これくらいだと

500円くらいでも良質な物はあります。

10倍美味しいのかと聞かれると

微妙ですが香りは凄い

ですが、これを使わなければ1センチ伸びないんです。

代官山の

ノンナ・アンド・シディさんには

そんな副食材をかなり取り扱いしてます。

こんな高い副素材を

買うやつアホやろと言ったオーナーさん

正解!

完全なアホなんです。

貴方のお店は儲かってますね?

ですがアホには

1センチ大切です。

少しでも前に前に進みたい

これ以上伸びないと思った時に使うとまだまだ伸びるんだと驚かされます。


料理人は素材を感じるソムリエであり、その素材を最高に美味しく創る 

創作者でなければいけません。

素材の力には料理人は無力です。


これはワインの作り手の

「畑と天候には人は無力」

と同じだと思います

天地人ですが

人はとても大切なんです。

人の気持ち次第でワインも料理

変わりますよね



そんなケイパーを使って

トスカーナの伝統的な

レバーペーストを作りました。

たいして変わらないんですが

確かに変わりました

1センチのびました





チャオ