ディズニーランドこそありませんが、台湾には独自の魅力がつまった個性豊かな遊園地がいくつもあります。本格的なジェットコースターも充実!それでは台湾各地のおすすめテーマパークをご案内します。
台湾おすすめ遊園地1:六福村テーマパーク
六福村は1979年に動物園として始まり、1994年6月に「アメリカ西部」エリアが加わってテーマパークとしての歴史が始まりました。2012年には「六福ウォーターパーク」がオープン。ギリシャ建築をイメージした青と白の外観が特徴で、台湾で初めての本格的なウォータースライダーを導入しました。ウェーブプールや噴水、水遊び場など、家族で楽しめる施設が揃っています。
パーク内は以下の6つのエリアで構成されています:
- 中央マジック噴水
- アメリカ西部
- 南太平洋
- アラビアン宮殿
- アフリカンビレッジ(動物園)
- 六福ウォーターパーク
人気アトラクションには、パーク全体を見渡せる空中絨毯「飛毯」、アジア初のU字型レールを採用したコースター「笑傲飛鷹」、そして落下型アトラクション「大怒神」があります。
スリル満点の乗り物が多いのが特徴です。
動物園では約70種1,000頭以上の動物を自然に近い環境で飼育しており、間近で観察できます。
入場料
- 通常エリア(水族館除く):1,199台湾ドル(約5,995円)
- ウォーターパークのみ:799台湾ドル(約3,995円)
- 全エリア共通:1,499台湾ドル(約7,495円)
交通アクセス
台北からは台聯客運5350番バスが直通で運行。松山空港から出発し、忠孝敦化駅、公館駅、景安駅などを経由します。平日13便、休日11便で、所要時間は約2時間。料金は台北発が123台湾ドル、新北市発が96台湾ドルです。
公共交通機関での到着は不便なため、タクシーやチャーター車両の事前予約をおすすめします。
Pick Item
台湾おすすめ遊園地2:小人國主題楽園
小人国は1984年に開業し、1993年にテーマパークの拡張、2008年に「轟浪」というウォーターパークを新設しました。園内には100点以上の世界の有名建造物のミニチュアと、20種類以上の屋内外アトラクションが設置されています。ミニチュアは通常の1/15スケールよりも細かい1/25スケールで作られており、より精密な仕上がりになっています。
また、オランダ、スペイン、イギリス統治時代の淡水紅毛城や、日本統治期に建設された総統府、台大病院なども展示。アジアゾーンには東大寺など日本の寺院のミニチュアも見ることができます。
入場料
1,050台湾ドル(約5,250円)
交通アクセス
台北から台聯客運5350番バスが直通運行しています。
経路:松山空港→南京敦化交差点→MRT忠孝敦化駅→成功国宅→公館→秀朗小学校→智光商工→MRT景安駅→龍潭ターミナル→小人国
松山空港からは1日13便運行で、料金は117台湾ドル(約585円)です。
公共交通機関の利用は不便なため、タクシーやチャーター車両の事前予約をおすすめします。
Pick Item
台湾おすすめ遊園地3:剣湖山世界主題楽園
剣湖山世界主題楽園は1990年にオープンし、2002年に剣湖山プリンスホテルとガーデンエリアを追加して、台湾を代表するリゾート型テーマパークとなりました。
主要なアトラクションには、アメリカ製の65メートル高「擎天飛梭」ツインタワーがあり、一方は急上昇、もう一方は急降下を体験できます。
「衝瘋飛車」はアジア最長のフロアレス式ジェットコースターで、全長820メートル、高さ40メートルあり、時速90キロで走ります。
「飛天潛艇」は世界初の高速フリーフォール型コースターで、381メートルの全長、140KWの動力で65メートルまで上昇し、その後時速110キロ、G5の重力加速度で落下する迫力のアトラクションです。
パーク外のガーデンエリアは台湾最大の夜間レジャー施設として知られ、「剣湖山和園記念花園」の名でも親しまれています。夜間には月をテーマにした照明が点灯し、「流泉花坡」に沿って光が広がり、250万個の電球で構成された「ライトアップ滝」が音楽と共に輝きます。
多くの台湾の中高生が修学旅行で訪れる人気スポットで、年間を通して多くの来場者で賑わっています。
入場料
- 終日チケット:999台湾ドル(約4,995円)
- 13時以降入場:599台湾ドル(約2,995円)
交通アクセス
台湾高速鉄道雲林駅から在来線に乗り換え、斗六駅で下車。その後、台湾好行Y01斗六古坑線で剣湖山遊園地駅まで移動します。
公共交通機関は複数回の乗り換えが必要なため、タクシーやチャーター車両の利用をおすすめします。
Pick Item
台湾おすすめ遊園地4:九族文化村
九族文化村は、水沙連ヨーロッパ庭園、遊園地、原住民文化の3つのエリアがあります。園内のロープウェイは台湾で初めての軽量型を採用し、1時間に1,600~2,400人を輸送。最高点は40メートルに達し、園内の景色を空から楽しめます。
また、日月潭と結ぶロープウェイ(全長1,877メートル)もあり、約10分で日月潭の眺望が楽しめます。通常の客室と展望客室(クリスタルキャビン)があり、入園者は無料で利用できます。
原住民文化エリアには、台湾の10の先住民族(タオ、アミ、タイヤル、サイシャット、ツォウ、サオ、ブヌン、プユマ、ルカイ、パイワン)の文化が展示されています。1,865メートルの遊歩道沿いには、伝統的な石造りや木造の家屋が再現されています。九族広場では伝統舞踊、石音劇場ではサオ族の杵音演奏が披露され、各民族の芸能や郷土料理も体験できます。台湾最大の先住民族文化施設として知られています。
入場料
980台湾ドル(約4,900円)
交通アクセス
台湾高速鉄道か台湾鉄道で台中駅まで行き、台湾好行6670A日月潭線に乗り換えて九族文化村駅下車。
公共交通機関は乗り換えが多いため、タクシーやチャーター車両の利用をおすすめします。
Pick Item
以上、台湾の人気遊園地を4つ紹介しました。実は、これら以外にも、台中の麗宝楽園や高雄の義大遊楽園など、魅力的な遊園地がたくさんあります。ほかの遊園地にも興味があれば、下記の記事もチェックしてみてください!