大腸内視鏡受けてきました。医者目線で体験語ります。 | Drあおあか 医療現場のはじっこから

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医療現場での常識や患者さんが知っておいた方がいい情報を届けます。医療機関は、皆さん全員は利用することと思います。私のブログから情報を得て、上手な医療機関の利用をしていただくことを願っています。

先日ある大腸専門病院で、患者として

大腸内視鏡を受けてきました。


医者目線で体験記を書こうと思います。


まず、医師の外来で事前問診です。

その医師は、説明の仕方が、自動的で早口です。毎回同じ説明しなければいけないから、

ちょっと適当にやっているんでしょうけど、

これだと、老人はきつい、それと検査に不安がある方は、不安感の解消にはならないと思います。



次に前処置です。

ウンチを全部出す事をします。

今回、モビプレップというクスリを使いました。

水に溶かして、これを1リットルまず飲みます。

約1時間かけてです。

私個人としては、モビプレップの味は、スポーツドリンクのできの悪いやつみたいな感じでした。それほど苦痛なく飲めました。


飲んでいても、すぐに出ないので、ピョンピョン飛び跳ねたり、小走りしたりしました。

30分くらいしてから出だします。

段々カスが無くなり、キレイになってきました。

1リットル飲み終えた段階で、自分としては、もう検査してもいいくらい便が無くなっていたので、追加は必要ないと思っていました。


ところが、看護師さんに便の確認してもらうと

まだ、カスが交じると言われ、モビプレップを追加です。


排便回数が、20回となってやっとOK出ました。

これ、結構体力消費しますね。ヘロヘロになりました。


そして、検査です。

鎮静剤を使用した事もあり、検査中の記憶が

全然ありません。


検査後の医師からの説明の外来です。

もうフラフラで、頭なんて全然働きません。

大丈夫、その言葉しか記憶にないです。

私の患者さんも、こんな感じで

説明のほとんどを理解していない可能性がある事がわかり、きちんと説明するべき時は、

後日やるのがいいとわかりました。


参考にして頂ければ幸いです。




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