今の医療には、ガイドラインというものがあり、推奨されている数値が多数あります。
糖尿病なら、ヘモグロビンA1cはいくつ、
高血圧なら、目標血圧はいくつなど。
確かに、これは目標にするべきでしょう。
でも、これを、急いで達成しなくても
いい状況もあります。また、この目標に何とかもっていこうとすると、体調が悪くなってしまう高齢者の方もいます。
数値は、あくまで目標です。
そこにもっていく時間経過をどうするか
また、そもそも、そこまでやった方が、その患者さんのためになるかは、患者さんそれぞれ
ケースバイケースで違います。
患者さんと、話をしながら、どうやっていくべきか、よく相談するべきです。これが内科医の醍醐味でもあります。
でも、この目標達成こそ医療の目的だ!
こう考えて、画一的に治療を行う医師も
います。
いろいろですね。
患者さんは、自分が正しいと思うスタンスの医師にかかるのが、いいでしょうね。