EDクリニックに勤務した経験を書きます。
患者さんのパターンは、もうこのパターンしかないぐらい特徴があります。
1 女性慣れしていない20歳前半の男子
緊張してしまい、また以前失敗した事がトラウマになり、という感じです。
本当に多いですね。
2 老化に伴う衰え 60歳以上
これは、イメージしやすいと思います。
私は、勤務する前は、このパターンが一番多いと思っていましたが、実は、それほど多くないのです。ただ、80歳ぐらいの方も受診する事があり、男性として生きるとは、この部分も関わり続けるのだなと感じます。。
3 自律神経のバランスが狂った中年
今は、仕事でマルチタスクが要求されます。
それに対応するため脳が異常に興奮します。つまり交感神経というものが異常な高まりとなります。これが、プライベートになっても
落ちきらないのです。
そういう事をする時は、実はマッタリモード、つまり副交感神経が高い状況にある事が望ましいのです。それが、交感神経がかなり高いと
副交感神経へのシフトがうまくできず
カラダが、どうしていいか混乱してEDになるのです。一番多いパターンですね。
この領域の診療は、人間のナマ身の姿
が垣間見えて、興味深い事が多いです。