ED治療希望の患者さんは、この3パターン | Drあおあか 医療現場のはじっこから

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医療現場での常識や患者さんが知っておいた方がいい情報を届けます。医療機関は、皆さん全員は利用することと思います。私のブログから情報を得て、上手な医療機関の利用をしていただくことを願っています。

EDクリニックに勤務した経験を書きます。

患者さんのパターンは、もうこのパターンしかないぐらい特徴があります。


1 女性慣れしていない20歳前半の男子

緊張してしまい、また以前失敗した事がトラウマになり、という感じです。

本当に多いですね。


2 老化に伴う衰え 60歳以上

これは、イメージしやすいと思います。

私は、勤務する前は、このパターンが一番多いと思っていましたが、実は、それほど多くないのです。ただ、80歳ぐらいの方も受診する事があり、男性として生きるとは、この部分も関わり続けるのだなと感じます。。


3 自律神経のバランスが狂った中年

今は、仕事でマルチタスクが要求されます。

それに対応するため脳が異常に興奮します。つまり交感神経というものが異常な高まりとなります。これが、プライベートになっても

落ちきらないのです。

そういう事をする時は、実はマッタリモード、つまり副交感神経が高い状況にある事が望ましいのです。それが、交感神経がかなり高いと

副交感神経へのシフトがうまくできず

カラダが、どうしていいか混乱してEDになるのです。一番多いパターンですね。


この領域の診療は、人間のナマ身の姿

が垣間見えて、興味深い事が多いです。