細菌と抗生剤 いろいろ変化 | Drあおあか 医療現場のはじっこから

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医療現場での常識や患者さんが知っておいた方がいい情報を届けます。医療機関は、皆さん全員は利用することと思います。私のブログから情報を得て、上手な医療機関の利用をしていただくことを願っています。

最近の内科学会の雑誌で、飲み薬の抗生剤の特集がありました。


その中で勉強になった内容を書きます。


膀胱炎などの尿路感染の時に

クラビットというクスリがよく処方されます。

尿路感染の原因菌で、よくあるものに

大腸菌があります。この大腸菌、クラビットで効かない菌が増えているそうです。

そうなると、クラビットの処方する際、今までとは違った結果になるかもしれません。


一方で肺炎の原因菌に肺炎球菌というものがあります。この菌は、以前 PRSPという

ペニシリンに抵抗のあるタイプがあるので

ペニシリン系は、あまり期待しないで、という感じだったのが、今回の特集では

そこまで強調されていなかったりしています。


細菌と抗生剤の関係性は、本当にいろいろ変化します。

アンテナはっていなきゃなと思います。




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