外来 特に 夜間の救急外来には いろんな患者さんが受診します。
私が5年ほど前の体験です。
夜中の12時ごろに 高校生の集団が受診しました。
皆で飲酒していたらしく そのうちの一人の女子高生が急性アルコール中毒になったためです。そのほか 男女あわせて4人ほど付き添いできました。
彼らの会話 数パターンしかないのです。
”無理無理 ありえない”
”うざい!”
”キモイ”
”だるい”
ボキャブラリーが本当に乏しいのです。
これから 彼らは 人生を歩んでいくとき 困難にぶつかる事もあるでしょう。いろんな選択もしなければいけないと思います。
でも こんな わずかな言葉しか知らず 適切に対応できるのでしょうか?
言葉は重要です。ちゃんと考え判断するためには 言葉を知らなければ 何もできません。
若い方には 本などの活字にたくさん触れてほしいと 切に願います。