私の外来の患者さんに かなりひどい冷え症の方がいます。
夏でも靴下を履かないと いられない程です。
多分一般的なアプローチとしては無理そうなので
オーソモレキュラー医学と漢方などの知識を使ってみました。
①オーソモレキュラー医学
これは栄養学の一つです。冷え症とは、血流が悪いから起こると思われるので、血流改善作用のあるビタミンEを処方しました。ビタミンEはしもやけにも有効です。
②漢方
漢方の考え方に 虚証と実証という考え方があります。
虚証は、体にエネルギーが足りていない状態
実証は エネルギーがありすぎて問題になっている状態です。
この患者さんは虚証と思われるので エネルギー補充をするようにもっていきました。しょうがを毎日と 唐辛子の積極摂取です。これ唐辛子の主成分であるカプサイシンの入ったクリームを足に塗るようにすすめました。(このクリームは人によってはかぶれますの要注意)
これで1か月後患者さんが受診し、靴下を履かなくていい時が増えたとおっしゃいました。効果あったようです。