大腸カメラで挿入難な患者さん おばあさん+帝王切開の経験者 | Drあおあか 医療現場のはじっこから

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医療現場での常識や患者さんが知っておいた方がいい情報を届けます。医療機関は、皆さん全員は利用することと思います。私のブログから情報を得て、上手な医療機関の利用をしていただくことを願っています。

高齢化社会のため 検査を受ける年齢も 全体に上がってきています。

昨日やった大腸内視鏡は、全員80歳台でした。

 

高齢の方の内視鏡は、一般的に難です。

特に難なのが、おばあさんで 若い時に帝王切開を行った方です。

全体に腸の緊張がなく伸びやすく また 癒着も所々あり 操作性も難しいというかなりの難関です。

これは 患者さんは、痛いかもなと思いながら 痛くてごめんなさいと謝りながら入れる事もあります。

 

道具の進歩により 以前よりは 挿入しやすくなりましたが、それでもまだ痛みが生じてしまうことがあります。

 

今まで約3000件やりましたが、まだまだ 上達しなくては、と自分を戒める毎日です。