高齢化社会のため 検査を受ける年齢も 全体に上がってきています。
昨日やった大腸内視鏡は、全員80歳台でした。
高齢の方の内視鏡は、一般的に難です。
特に難なのが、おばあさんで 若い時に帝王切開を行った方です。
全体に腸の緊張がなく伸びやすく また 癒着も所々あり 操作性も難しいというかなりの難関です。
これは 患者さんは、痛いかもなと思いながら 痛くてごめんなさいと謝りながら入れる事もあります。
道具の進歩により 以前よりは 挿入しやすくなりましたが、それでもまだ痛みが生じてしまうことがあります。
今まで約3000件やりましたが、まだまだ 上達しなくては、と自分を戒める毎日です。