糖尿病と診断された際の流れ | Drあおあか 医療現場のはじっこから

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医療現場での常識や患者さんが知っておいた方がいい情報を届けます。医療機関は、皆さん全員は利用することと思います。私のブログから情報を得て、上手な医療機関の利用をしていただくことを願っています。

今日は、糖尿病患者さんに対しての診療の流れを書きます。あくまで私の診療での流れのため

多少 こだわりや他の医師と違うことがあるので あしからず

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①まずは、重症度を測ります。前回投稿した内容とかぶるのですが、あまりに血糖のコントロールがめちゃくちゃな方は、入院し、インスリンを導入し、膵臓の疲れをとりにいきます。

② ①と並行して 最低でも 腹部CTをとり 膵臓癌のチェックをします。これ以外の癌合併もあるので 胸部CT 胃カメラ  できれば大腸内視鏡は行うのが望ましいと思います。

③ 眼科受診してもらいます。糖尿病は、網膜に毛細血管瘤というこぶをつくっていることがあり

血糖のコントロールをしていく過程で破裂し失明する可能性あるため、これがあるかどうかチェックします。もしあれば血糖コントロールはゆっくりに行います。

 

④ 診察を行います。一通り行いますが、特に 神経障害の合併でアキレス腱の反射が落ちてないか、アキレス腱の肥厚(コレステロール高い人で厚くなることあります)、足などの動脈の触診を行い 血管の詰まりないか診ます。

⑤糖尿病の原因がどれにあたるかを、診断します。

 糖尿病の発症原因

 Ⅰ インスリンが出ていない

 Ⅱ インスリンは出ているが、その効果が下がっている(でぶの人に多い)

 Ⅲ インスリンは出ているが、すぱっと切れよくでない

 

上記のどれにあたるかによって薬使用方法が変わりますので、血液 尿検査などでチェックします。(せっかく尿をとるので この時 尿たんぱくがどうなっているかもチェックします)

 

⑥ 内服薬、インスリンなどの治療戦略をたて 処方などを行います。

⑦ 並存疾患があれば これについても内服薬の処方などを行います。

  特に 高脂血症や高血圧は、糖尿病の全身の合併症の悪化に拍車をかけますので

  しっかり治療開始です。

⑧ 栄養指導を行います。

⑧ はじめは1か月に1回の外来で 経過をみて 必要なら 内服 インスリンの介入を強める。

 

以上が だいたいの流れです。参考にしていただければ幸いです。

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