今日は、漢方について話します。漢方は、言わずとしれた
中国で生まれた薬です。日本でも 江戸時代には、かなり流通していたようです。江戸時代では、漢方の材料が、中国からの輸入が十分でないため流通しませんでした。この名残か、現在の日本でも、中国で使用されている量より少ない量で処方されているようです。そのため、日本では、漢方はじわっと ゆっくり効くというふれこみになっています。
これが、実は間違いではないかという話があります。北海道のイサイ先生達によると、漢方は、すぐ効く!とおっしゃっています。
私も 最近 漢方は、急性疾患にすぐ効くものがあると、実際の診療で実感しています。次回以降 具体的にどんな疾患で 何の漢方が効いたか、話します。