鉄欠乏性貧血の女性は、本当に多いです。
私も診療することが多い疾患の一つです。
鉄欠乏性貧血の患者さんで多いパターンを書いてみます。
まずは、なんと言っても、婦人科疾患を抱えている方です。
子宮筋腫があるなど、他の方より、生理の出血量が多くなり
そのため、赤血球の材料の鉄が消費され、鉄欠乏性貧血になるのです。婦人科受診を勧めるケースが、よくあります。
もう一つは、背景にタンパク質不足があることです。
タンパク質不足になると、消化酵素など吸収に関与するものも
減ります。これらは、タンパク質から作られますので。
吸収能力が下がっていると、他のヒトと同じ食事をとっても、
鉄分が、十分吸収できないのかもしれません。
血液検査で 総蛋白、アルブミン、AST ALT 尿素窒素などが
低い方は、タンパク質不足の可能性あります。(当然他の疾患でもありうるので注意ですが)
タンパク質不足の方は、鉄のクスリを出すと気持ち悪く
飲めなくなるケースがあります。その場合は、間隔をあけて
少しずつ開始をするように対応します。
参考にしていただければ幸いです。


