Drあおあか 医療現場のはじっこから

Drあおあか 医療現場のはじっこから

医療現場での常識や患者さんが知っておいた方がいい情報を届けます。医療機関は、皆さん全員は利用することと思います。私のブログから情報を得て、上手な医療機関の利用をしていただくことを願っています。

患者さんで時々ある質問で、このようなものがあります。

CTとっておけば、全部わかるんでしょ?


これ実は、そうでは、ないのです。



CTでよくわかる臓器と、そうでない臓器がある事を知ってください。


硬い臓器、これは比較的わかります。

肝臓、腎臓など中身がギッシリ詰まった臓器の診断は強いです。硬い臓器ではないですが、同じく中身が詰まった肺もよくわかります。


一方、よくわからない臓器は、フニャフニャの

ものです。

これは、消化管です。

胃、小腸、大腸、これの診断能は

落ちます。進行癌で周りを巻き込んでいれば

わかりますが。


最後に造影CTというものを説明します。

造影剤を使ったCT検査です。お読みになった中に 受けた患者さんもいるかもしれません。

造影剤は、CTで白く映ります。

血流に乗ってたくさんの造影剤は流れると

白く、血流があまりなく造影剤が流れていないと、白くなりません。


造影剤を使うと、血流の差から、細かな

違いがはっきりします。


肝臓癌、膵臓癌などは、造影CTでないと

よくわからない事もあり、きちんとやろうと思えば、造影CTをやった方がいいんです。

ただ、造影剤には、副作用があり、

アレルギーが起きたり、腎機能低下したりする事があります。


CTについてこんな事を知っておいてください。



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