異世界へ | 「おつまみ」

「おつまみ」

飲み会の席でちょっとばかり気になったお話など

某会社の受付嬢はとても綺麗な人だった。
私よりも少し年上な彼女は、とても大人びて感じた。
まだハタチそこそこの私から見れば高嶺の花。

口説いたところで適当にあしらわれ、
より大人っぽい一面を垣間見る。

なぜか一緒に飲みに行ったり、
なぜか友達との集まりにきてみたり・・・。
場違いな感じで(笑)、なんだか不思議な友達だった。

ときたま電話しては雑談したり、
遊びに行ったりするゆるい関係だったが、
話せば話すほど、自分とは違う世界にいると感じていた彼女。
すぐに彼女に恋心を抱かなくなったのは必然かな(笑)

知り合いになってから、どのくらいの年月がたったろうか。
最後に飲んだのは結婚後だった。

結婚相手は2回りほど違う方(笑)

その彼女がそのとき言ったコトバ。
「私も人を利用するし、私を利用してくれていい。」

彼女は完全に私とは違う世界へ旅立ったと感じた。

彼女に長く続いた友達はいない。
私はかなり長い方の友人だったはずだが、
それ以来、連絡もしなくなり、連絡先も分からなくなった。

彼女きっと
多くのものを手にし、多くのものを失ったのだろうな。