お疲れ様です
12月上旬は今年の冬はあったかいなぁなんて思っても、年末になると結局決まって寒くなりますね
雪が降っている地域のみなさんは、どうかお気を付けください
さて前回の続きです。
日能研の模試を受けた後に、かなりダメモトでE-Styleの入塾テストを受けました。
私の中でどうしても都立中高一貫校の夢があきらめられず、都立中高一貫校専門の塾である栄光ゼミナール系列の「E-style」を見つけて、そちらに資料請求をしていました。(まだこの時は、日能研模試を受けていない段階なので夢をみていた頃涙)
うちは行くなら、桜修館中等教育学校または立川国際中等教育学校に絞っていました。校風や立地、募集人数や内申点の割合と適性検査の科目数など、分からないながらも取捨選択してその2校を選びました。
ただE-styleには立川国際の専門塾がなかったので、桜修館専門塾である大井町校に資料を申し込んでいました。
ほどなくしてE-styleからお電話をいただき、いくつか質問をいただきました。
なぜ桜修館にいきたいんですか?
大井町まで通えますか?
今の塾や家庭学習の内容は?
勝手なイメージなのですが、志望校の対策を集中的にやっているわけですから、圧倒的に勉強している子たちがいる塾だと想像できます。正直テストを受けさせてもらえないかなと思っていたのですが、
「テストは受けられますよ。ただ、ほとんどのお子様はお断りする形になります。それほどレベルは高いです。」
とのこと。
「テストを受けることは無料ですし、その結果をもとにお子様も含めて3者面談をします。うちに入れなくても、その結果からこれからどういう勉強をした方がいいか、受験の方向性などアドバイスするところまでは責任もってやります。」
とのこと。
なんとも心強い!!!!!
こんなありがたい経験と機会を与えてもらえるならと思い、テストを受けるとにしました。
自宅で受けさせてもらうこととなり、テストをする日と答案を送り返す日、3者面談をする日をすべて決めました。
というのも、お電話をいただいた先生が何校もおひとりで担当されているらしく、面談はその方が空いている日しか出来ない状態で、その週を超えるともう入塾自体厳しいですよ、みたいな感じでした。
それから私と娘は、先日の日能研の解き直しと苦手単元の復習を行い、出来る範囲で対策を行いました。
そのころ私も、何か今からできる対策はないかとyoutubeで色んな塾の先生の動画を見ていました。
そこで一番刺さったのは、字の話です。
圧倒的に勉強ができる子は字がきれいです、と。
解答用紙は、先生へのラブレターだから、絶対にきれいな字で書くようにしてください、と。ここでいうきれいとは「丁寧」という意味です。
本当にこれは実際私の悩みの一つでもありました。
うちの長女は本当に字が汚く雑なんです
そこくらいは意識をすれば治せると思ってテストを受ける前に伝えました。
テストは2種類ありました。
・学力診断テスト(基礎学力テスト 小5)
・2018年度 第二回公立中高一貫適性検査Ⅱ(小5)
それぞれ45分です。
ぶっちゃけ、事前に問題冊子は本人に見せて、一度読ませました。難しいし、適性検査の問題の雰囲気も知らないので、これをまともに制限時間で読んで解くのは難しいと思ったからです。答えの紙がついているわけでもないし、何かで調べされることもしないですが、とりあえず読ませておかないと最悪空欄だらけの答案用紙になってしまうと思いました。
テストを受ける前の約束は、
・字を丁寧に書く
・どんなに難しくても空欄にはせず、何かしら書く
・分かる問題は正確に解く
にしました。
各45分を終え、回答を受け取って思ったこと。
めっちゃ字が汚いっ!
伝わらなかったんだな、、、と直後から落胆。
書き直しなど手を加えることはしないので、そのままを翌日E-styleに返送しました。
迎えたその週の土曜日のZOOM3者面談。
娘緊張マックスで震えてました。
知らない男の先生と面談なんて初めてです。私は事前に、質問には基本的に自分が答えなさいと伝えていました。なんて言ったらいいか?みたいな感じで親の方を見ることはしない、と約束しました。
まず自己紹介はしっかりと出来ていました。
ほかにも例えば、
なんで桜修館に行きたいの?
桜修館に行ってどんなことしたいの?
将来どんなことしたいの?
という、先生からのつっこんだ質問にも何とか自分の言葉で答えていました。
正直、親がほぼ勝手に決めた志望校ですし、どんな特徴があるかもふんわりしか伝えていなかったのに、親が決めたとは言わずに、自分の意見として消化しアウトプットしていたのには、少し驚きがありました。
その後は得点を見せていただき、また解答を見ながら、解説をしていただきました。
先生からの指摘
(かっこ書きが私の気持ち)
算数でいうと、「数」についての知識が浅いです。
例えば、工夫して計算すること、数の性質に興味を持つことが足りていないです。これらは計算というよりも思考力を問われている問題です。
(本当におっしゃる通りです!)
国語にも通じることでいうと、設問の読み落としが多く、送り仮名が不要なのに書いてしまっている、最後にgという単位に直さなければならないのに㎏のままの数字を書いているなど、解けているのに×になっているもったいない回答が多いです。
(うちの子あるあるです!!)
国語の場合だと、語彙力が足りないです。
日々分からない言葉があったらその時に調べるようにしてください。この回答の方法だと、たしかめのときにきちんとたしかめができません。
(はぁ…天声人語の書き写しでこれやらせてるのになぁ…)
問題文から抽出したときは、そこに線を引いておくことが大事です。
選択問題は、絶対違う選択肢には×つけておくなど、自分で整理しながら回答していくことが重要です。
(いっつも訳わからにところに線が引いてたりするわ!)
また、考え方を書く問題に回答するときは、日本語を正しく、端的に、相手に伝わればいいので時には図や式を用いることも大切です。
(文法含めてほんと説明が下手だわ~)
最後に、字が雑です。<キッパリ>
丁寧に書いてください。
(やっぱりキターーーーーー先生よ、言ってくれてありがとう。私が言ってもきかないのよ。)
という先生からのありがたいご指摘をいただきました。
字については、私も昔から気付いていたのでもちろん何度も注意していましたし、丁寧に書くように促していました。
それに鉛筆の持ち方もおかしく、それも親としてすごく嫌だったので何度も指導していました。けれど本人は「もうこっちのほうが書きやすいから無理」と聞く耳を持たず、矯正に至りませんでした。ですので、ここで先生に言っていただいたので、本人にやっと刺さるチャンスをいただき助かりました。
そして、受験の方向性についてもアドバイスをいただきました。
塾選びをする場合、今の長女の状況だど、5~6年は個別指導で習熟度をあげていき、中学生から集団授業に加わった方がいいのではないか。
自分が見た感触では、中学受験ではなく、高校受験を目指して進路設計をすることをお勧めしたい。
中学受験は本人の経験のためには良いことでもあるが、失敗したとき逆にトラウマになる場合もあるし、言ってしまえば中学受験がすべてではない。
中学受験をしなくても、要は高校受験に成功すればよいだけなので。
英語がやりたいなら、今から準備して英語に力を入れている都立高校や英語に強い大学に行ける都立高校、大学まで考えたら青山学院大学付属高校なども選択肢もあるのではないか。
都立の中高一貫は中3には高1の授業は終わっている。そのためにものすごい量の宿題出させる。
でもそれよりも大学受験の方がもっと大変だから、付属高校に行くのも勧める。
例えば今まで早稲田大学は定員数以上を合格させていたが、補助金を受給できるるルール改正により、定員数しか合格させなくなったため、これからもっと大学受験は厳しくなるので、付属高校が圧倒的に後が楽。
このようなアドバイスをいただきました。
娘の回答を見ての解説とアドバイスだったので、すごく納得を持ってこれらを受け入れられました。
ここまでを終えて、冷静に考えました。長女の学力と経済的な面とこれからの方向性。
結果として、中学受験対策は行わないこととし、高校受験を目指して勉強する道を選択しました。
先生のおっしゃる通り、無理して受験することよりも基礎からしっかり習熟度アップを目指し、結果として最後に高校受験で一番の志望校に行くという道を歩むことにしました。
今回の面談で指摘されたことは、長女自身にも響いたらしく、これからの方向性には納得し、それを前向きに少しでも上を目指していこう、と思ってくれるようになりました。
それからというもの、丁寧な字を書くこと、鉛筆の持ち方を矯正することを受け入れてくれました。自ら「直す。」と決めてくれました。それは今回の大きな成果の一つです。
10~11月はいつも模試や入塾テストや面談などで、右往左往していましたが、こうして次に見るところは定められました。
今月ついに個別指導に入塾した話はこちらです。
それにしても自宅学習として天声人語の書き写しをしていることは、どこの塾の方と話してもお褒めの言葉をいただきます。塾から勧めても、続いて1冊までだとのこと。うちの子は1年以上続けているので、その努力は誇らしい気持ちです。
ただ、月一の新聞の休刊日は、「今日は書かなくていいい!」と飛び跳ねて喜んでいます笑 そこがかわいいんですけどね。
ちなみに赤字はパパの添削です。
今うちはこれを使っています。「ことばを調べる」「要約や感想を書く」「タイトルを考える」という学習項目があり、一番お勧めです。
またコロナが広がっているので、こちらを忘れずに!
それではまた!
今年も残りわずか!後回しにしていた方忘れずに👩