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サラリーマンおやじのさえずり小鳥っぷ(小旅行)

サラリーマンおやじの休日ドライブと温泉巡り

2018年夏休みは、妻の希望である磐梯山・五色沼と決定し、小生の希望・日光を前半に組み入れ、後半新潟から帰路に着くというコースを計画し、いざ出発である。前日の台風情報を気にしながらも観念して群馬県沼田から国道120号で丸沼高原から金精峠を越えて中禅寺湖を目指すことに。本来の計画では早朝の華厳の滝を見て、いろは坂明智平ロープウェーに乗る予定がくずれ、雨がやむのを待つことにして中禅寺湖畔の「歌ヶ浜駐車場」で待機することに。

 

男体山麓に広がる奥日光の入口に位置する「中禅寺湖」は標高1269mの高地にあり湖畔から聳える男体山の噴火で大谷川がせき止められてできた周囲約25km、最大深水163mの湖です。中禅寺湖は日本百景に選定されていて、最も美しい男体山と中禅寺湖のフォトスポットが歌ヶ浜駐車場ということでここを拠点に観光することにしたのです。

 

まずは向かいの坂東33観音第18番札所「日光山 中禅寺立木観音」を参拝します。延歴3年(784)勝道上人が創建したお寺です。勝道上人は日光開山の祖で延歴元年(782)の男体山の登頂に成功し、2年後湖畔に中禅寺を建立されました。晩年には日光山社大権現を勧請し、現在の日光の礎を築きました。

 

 

本尊は上人が中禅寺湖上に千手観音様をご覧になり、その姿を桂の立木に彫ったと伝えられる「立木観音像」を祀ります。高さ6mもあり、現在も地に根をはり、訪れる人々を穏やかな表情で迎えてくれます。脇侍は源頼朝が戦勝祈願に寄進した四天王像が控えています。※写真撮影禁止

 

 

お坊さんから説明を受け、そのまま五大堂へ。不動明王、降三世明王、軍茶利明王、大威徳明王、金剛夜叉明王の五大明王が安置されているお堂ですが、お堂から望む中禅寺湖は絶景ですが、この日はあいにくの・・・本来なら中禅寺湖の奥に日光白根山、右手に男体山を一望できます。

 


雨もいったん止み中禅寺湖の南岸に位置する阿世潟の砂浜沿いの湖畔沿いのおしゃれ散策に出かけます。奥日光の一つの顔は「国際避暑地」です。JR東日本大人の休日倶楽部2018で『かつて夏は外務省が日光に移るともいわれ、大使館別荘が立ち並んだ中禅寺湖 奥日光の静かな湖畔は世界が認めたリゾート地でした』とあるように、戦前まで欧州各国の大使館別荘が立ち並び、“夏場の外務省”と呼ばれるほどの賑わいがありました。現在イタリア大使館と英国大使館が公開されており歌ヶ浜駐車場から歩いて10分から15分ほどですが、前のバス停からひと駅乗ります。※現在イタリア大使館は4月~11月まで外壁の改修工事のため足場が組まれており、内部は観覧可能ですが、中禅寺湖への景色は足場で邪魔されてしまいます。

 


8mの石積みにより三段テラスが品格に富む「英国大使館別荘記念公園」は、英国外交官アーネスト・サトウが、日光白根山を仰ぐ湖を「絵のように美しい湖」と称賛し、明治29年(1896)にこの山を正面に望む湖畔東側に個人別荘を構えました。その後大使館別荘となり、平成20年(2008)まで利用されていた背後の森としっくり同化した落ち着いた建物です。

 

 

女性旅行家イザベラ・バード(1831~1904)も明治11年(1878)滞在し、著書『日本奥地紀行』で山荘からの眺めを絶賛しています。1階はサトウや次男武田久吉博士の遺品や彼が愛した奥日光の魅力を展示、また暖炉は復元ですが、暖炉のレンガは創建時のものを使用しています。

 

 

サトウが中禅寺湖に引かれたのは、この風景が故郷・英国の湖水地方のウィンダミア湖に似ているからといわれ、2階の広緑のソファからは中禅寺湖越しの水景色は静かでありながら華やいでいて、日光白根山が望める素晴らしい眺望です。鹿鳴館の設計者、ジョサイア・コンドルの助言を受け、湖を眺めやすいベランダコロニアル様式を採用したとされます。

 


奥の「Tea Room 南4番 Classic」のテーブルでは英国大使館から伝授された、大使館と同じレシピと材料で作られた英国から取り寄せたクロテッドクリーム付きのスコーンやケーキと本国で愛されるヨークシャーティーが楽しめ、英国大使さながらの優雅な気分に浸れます。

 

 

ボートハウスがあった辺りには、基礎部分と当時のウィンチのみが残っています。ここも建物から直接見えにくい場所を選定しています。

 


日光のメイ観光地日本三大名瀑のひとつ「華厳の滝」に行きます。中禅寺湖から流れ出た毎秒約3tもの水が高さ97mから轟音とともに落下します。

 

 

滝上に無料の観瀑台がありますが、

 


迫力満点の眺めを見るなら間近に迫る観瀑台へ、華厳滝エレベーター(往復550円)で下ります。

 

 

中禅寺湖畔には天応2年(782)勝上上人が男体山を極めた2年後784年に中禅寺とともに創建された歴史ある古社「日光二荒山神社中宮祠」があります。日光山内にある本社と男体山山頂にある奥宮との中間に位置していてもともとは中禅寺と神仏習合していました。

 

 

中禅寺湖側の鳥居からはまっすぐ本殿まで参道が繋がっています。

 

 

男体山登山口でもあり、男体山の中腹にあるので男体山のパワー直にあたっている感じがします。頂上の奥宮までは片道3時間の距離です。

 

 

拝殿でお参りした後はご本殿近くに行ってみましょう。

 

 

拝殿の左側にあるのが「山霊宮(やまのみや)」といい男体山」を中心に日光連山八峯に篤い信仰を捧げ、功徳のあった人々の御霊をお祀りしています。

 

 

その背後にあるのが勝運上昇のご神木“いちい(一位)の木”です。樹齢1100年とあり、勝運アップをお願いします。

 

 

さらに中禅寺湖沿いを走ると湖と緑に囲まれた自然豊かなロケーションに「中禅寺湖畔ボートハウス」があります。国際避暑地として栄えた時代、国際観光振興策の一環として開業した「日光観光ホテル(現中禅寺金谷ホテル)」の附帯施設として昭和22年(1947)に米国の水辺リゾート地の建物をモデルに建設されました。

 

 

2Fにある中禅寺湖を望む展望デッキがあり、まるで中禅寺湖にせり出した甲板のようです。館内の椅子やテーブルは自由に使うことができます。

 

 

1Fは展示室およびボートの進水口があり、ベルギー王国大使館別荘が所有していたボートも展示されています。

 

 

丁度お昼時で斜め向かいにある中禅寺金谷ホテル直営のカフェ「コーヒーハウス ユーコン」で食事をとることに。日光東照宮の雅楽師・金谷善一郎が明治初め、アメリカの医療宣教師、ヘボン式ローマ字の考案者でもあるジェームス・ヘボンの助言から始めたのが外国人専用のリゾートホテル「金谷カテッジイン」で現在の金谷ホテル歴史館」です。

 

 

カナダ」の木材を使ったログハウスの店内の空間は木のぬくもりあふれて心地よく、クラシカルな雰囲気があります。「百年ライスカレー」やデザートが味わえます。

 

 

妻が頼んだのはベルギーの老舗メゾン・ダンドワのワッフルを使った「ブリュッセルワッフル1500円」。外はカリ、中はしっとり、そして彩り鮮やかにミックスベリー・ナッツ・はちみつ・栃木の誇る栃乙女とシカイベリーのソフトクリームが添えられていてインスタ映えも華やかな一品。

 

 

小生は「カナディアンサンド1500円」で大きめのクロワッサンにスモークサーモンとクリームチーズの伝統的コンビネーションをいただきます。

 

 

午後からは戦場ヶ原へGO!