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サラリーマンおやじのさえずり小鳥っぷ(小旅行)

サラリーマンおやじの休日ドライブと温泉巡り

『日本屈指の野鳥の生息地といわれる福島の高原・・・』とJR東日本大人の休日倶楽部CM(2015年)で舞台となった磐梯高原は、火山群に囲まれていて変化に富んだ山々や、美しい表情を見せる湖畔群が点在し、豊かな自然に恵まれています。そんな磐梯高原に1888年の磐梯山噴火によって形成された200~300あると言われる湖沼群のひとつで、周辺の数十の湖沼群や地域をまとめて「五色沼」と呼ばれています。五色沼は火山性の地質の影響や、また発生する植物や藻の影響により、緑・青・赤・コバルトブルー・エメラルドグリーン等の色彩を見せることが由来となっています。とりわけ「五色沼自然探勝路」は整備された散策路で高低差も少なく、気軽に楽しむことができる約4km、約1時間20分程度のコースでです。宿泊の裏磐梯レイクリゾートの向かい裏磐梯物産館前からスタートします。

 

 

コースへの入り口へ階段を下りるとすぐに左手にあるのが「柳沼」があり静かに水を湛えています。この沼にはフナ・ウグイ・ワカサギが生息しています。透明度が高く、波のたたない鏡のような湖面に周りの景色が映り込んでさらに美しくなります。

 

 

 

柳沼より歩いて約15分、木々の間から青く澄んだ「青沼」が姿を見せています。

 

 

水は多量のカルシウムと硫酸イオンを含み、きわめて透明で、水底はウカミカマゴケのカーペットで覆われている為、水面上からは青黒くみえます。

 

 

青沼を左手に見ながら歩き進めるとT字路にぶつかり書面に「ルリ沼」がありますが草木で見えません。

 

 

右方向に少し歩くと展望台があります。青沼と同様多量のカルシウムと硫酸イオンを含み、青く澄んだ美しい沼です。ルリ沼とその向こうに聳える磐梯山の姿を見ることができる絶景ポイントです。

 

 

弁天沼」は西部の湖底にはウカミカマゴケのカーペットが広がり、東部にフトヒルムシロの群生が断続にて生え、ひとつの沼で水質と生物相が異なっています。展望台からの風景が最も視界が開けていて、そびえ立つ簗部山や西吾妻山も沼とともに見渡すことができます、

 

 

竜沼・深泥沼・赤沼と続きます。「深泥沼」も弁天沼と同様でひとつの沼で水質と生物相が異なる沼です。「赤沼」は周囲の草木が赤く染まっています。

 

 

毘沙門沼」は五色沼最大の沼で唯一ボートに乗って遊覧できる沼です。周囲およそ4kmで沼の水はやがて川を下り猪苗代湖へと注いでいきます。湖面ごしに磐梯山がそびえ立つ景色は爽快です。

 


裏磐梯ビジターセンターに到着します。ここでは五色沼の色の秘密や裏磐梯の自然の成り立ちなど分かりやすい展示で紹介されていて、出発前に情報収集して行けば散策がより楽しくなります。ここからバスに乗って裏磐梯レイクリゾートに戻ります。

 

 

今日は一日磐梯高原を歩くということで、裏磐梯エリアの桧原湖、小野川湖、秋元湖の湖沼とカラマツなどの樹林が織り成す風景が楽しめるレークサイドを土湯峠まで走り抜ける全長13.1kmの「磐梯吾妻レークライン」を快走します。眼下に小野川湖などを望む「涼風峠」や秋元湖のレークビューを楽しめる「三湖パラダイスなど、つい車を停めて立ち寄りたくなるビュースポットがたくさんあります。

 

さらに土湯峠と高湯温泉を結ぶ約29kmの山岳観光道路・「磐梯吾妻スカイライン」を走ります。

 

 

最高標高1622mの吾妻連峰を縫うように走る「空の道」には、作家井上靖が選んだ「吾妻八景」と呼ばれる素晴らしい風光明媚なビュースポットがところどころに点在しています。土湯入口から約1kmに、遠く会津盆地まで望め、秀麗な磐梯山を望む絶好の展望地が「吾妻八景」のひとつ「国見台」です。井上靖が「壮麗な幻想交響詩のフィナーレを奏でるよう」と称した夕暮れも見てみたいものです。

 

 

急勾配の道が続きヘアピンカーブなどが連続する途中に「天風境」があります。尾根沿いにブナの原生林が広がり、正面の高山は針葉樹のシラビソの北限となっていて、ここを吹く風はまるで「天翔る風」のごとく風情がある。また高山の裾野には青々とした樹海が広がり、その中に切り立つ岩壁からは幕滝が流れ落ちる様も見られる。緑が映える山と谷が織り成す風景が見事です。

 

 

「湖見(うみみ)峠」は磐梯山をめぐる4つの湖が遠望できる最も美しい景勝の地です。正面に猪苗代湖(514m)。磐梯の右山裾に秋元(736m)、小野川(797m)、遠くに桧原(822m)の標高と裏磐梯(1818.6m)を全貌できます。現在地の標高1367mです。

 

 

向かって右端に磐梯山と左端に安達太良山、福島を代表する二つの名峰を望む峠の辻道。それぞれの山を首をもたげて空で対峙する2頭の竜に見立てたことが名前の由来で、命名した文豪井上靖の詩心を強く誘った雄大な景観が目の前に広がっています。(標高1546m)

 

 

中間地点は、一切経山と吾妻小富士に挟まれた平坦地で標高約1600mの「浄土平」です。火山の噴火によりできた草木のない荒原と湿地地帯。道路の左右に対照的な地形が広がる不思議な光景が広がります。大地の鼓動を感じさせる噴気が随所に上がり、まるで外国の荒涼地のようなダイナミックな奇景に息を呑みます。険しい山を登って来た人たちの目に群生する高山植物の美しさが、極楽浄土のように映ったことから付いた名であるといわれます。

 

 

駐車場(環境美化歩費として500円)に車を停め、吾妻の山に直に触れるさまざまな楽しみに出発できます。吾妻小富士の登山や

 

 

浄土平湿原は木道が整備され手軽な散策コースになっています。火山礫に覆われた荒々しい山肌を始め沼や池塘を散りばめた湿原など変化に富んだ風景はまさに「天空の楽園」です。吉永小百合も歩いていました。

 

 

1707mの吾妻小富士の登山に向かいます。浄土平の東に美しく鎮座する吾妻小富士。福島方面から眺めるその姿は秀麗な小型の富士山を思わせ、早春には「種まき兎」といわれる雪形が生じます。山頂までは約15分の階段を登っていきます。

 

 

山頂には直径約500m、底までの高低差約70mの火口が広がっていて、約1時間ほどでぐるりと「お鉢めぐり」ができます。

 

 

写真中央の花崗岩の岩盤が露出した岩壁が連続し、まるで霜の降りたような景観から名がついた「霜降」は、荒地に現れたれた自然芸術です。奇妙な岩壁のコントラストが美しい。

 

 

浄土平から約5kmで「天狗の庭」を通ります。あまりの美しさに天狗が舞い降りて岩を跳んで遊んだという伝説が残る場所です。樹海に覆われた吾妻連峰のパノラマビューは風光明媚なスポットです、

 

 

磐梯吾妻スカイラインのハイライト「不動沢橋」は、イワツバメが飛び交っていたことから名付けられ深さ約80mの渓谷「つばくろ谷」の不動沢にかかる全長約170mの橋です。

 

 

福島盆地を遠くに望むV字渓谷にかかる深紅のアーチ橋が印象的です。

 

 

磐梯吾妻スカイラインの北の玄関口で、標高750mの高原にあり、濃い硫黄臭を漂わせる「高湯温泉」は、かつて信夫高湯と呼ばれ、最上高湯、白布高湯とともに“奥羽三高湯”としられていました。高湯温泉の開湯は慶長12年(1607)、江戸時代。それから約400年以上を経た現在も毎分3000リットル以上の豊富な湯量や泉質(硫黄泉)などすべてが当時のままです。

 

高湯には古くから「一切の鳴り物を禁ず」という慣わしがありました。これは三味線・太鼓・盆踊りや腕相撲を禁止するしきたりで、湯以外の歓楽的な楽しみや不要な争いを持ちこまないためのもので神なる吾妻山の平穏を守り続けたといわれます。

 

記録によれば江戸時代後期、庭坂村で炭焼きをしていた文吾というものが沢辺に湧くこの湯で、大火傷を跡形もなく完治させたと伝わり、のちに明治元年、同村の名主・後藤与次兵衛が傷病にいいと評判の湯に仮小屋を建設し、これ「玉子湯」の始まりとされています。旅館形体が確立していなかった時代、利用する集落ごとに湯治小屋を所有しそこで湯治宿泊をしていました。

 


玉子湯の温泉庭園内にある茅葺き屋根の湯小屋は創業から150年もそのままの形をとどめたまましっとりと佇んでいます。

 

 

男女の湯が板壁一枚で区切られた湯小屋「玉子湯」の内風呂の湯船は酸性の湯にも耐えられる檜作りで少し檜の香りもします。湯けむりが漂うなか、ふんわりとした玉子のにおい、しばらくその臭いでくつろいでいると、少し鼻につくのですが、これぞにっぽんの温泉の香りです。湯の色はこの日乳白色でしたが天候や気候、気温などでエメラルドグリーンや少し青みがかった色にも変化がみられるのが特徴です。手ですくうと湯は透明でふわふわと白い小さな湯花が浮かび上がります。お湯は自然のまま、加水、加熱もなく、源泉かけ流しの湯が楽しめます。ほんのり青みがかった湯とろりとして濃厚です。浸かれば玉子のようになめらかな肌になるといわれ、浴槽に身をすべらせば、まろやかな湯が肌を撫で、やがて全身にしっとりと浸透していきます。

 

 

十分に玉子湯を楽しんでから、少し下ったところにある野天岩風呂「天翔の湯」へ。隣にある「天渓の湯」と男女交代で利用できる。いちいち服を着ないといけないのが難点です。大きな岩が積み重なった野天岩風呂は空が広く、そよぐ風が心地よい。

 

 

小川が流れる庭園の背後の丘に延びる遊歩道の先には滝や温泉神社もあるのでのんびりと散策することもできます。

 

 

『会津藩の面影が残る城下町・会津若松。清く、正しく、たくましく、武士の道が今もまっすぐのびていました。』JR東日本大人の休日倶楽部CM(2015年)で舞台となった会津若松にある鶴ヶ城を訪れました。

 

 

さあ磐越自動車道で一路新潟・弥彦温泉に向かいます。弥彦温泉は、アルカリ性単純温泉で「お宿だいろく」の貸し切り露天風呂で疲れを癒します。