多治見ぶらりお散歩ドライブ「虎渓山 永保寺~オリベストリート」(岐阜 多治見) | サラリーマンおやじのさえずり小鳥っぷ(小旅行)

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12月1日いよいよ師走突入である。と言いつつ関係なく仕事の追われる毎日であり、今日もたまたま春日井まで出てきたことから思いつきで多治見を巡ることにしたのである。岐阜県南部の多治見市は土岐市と並んで日本一の生産量を誇る陶磁器の産地であるが、また別の顔として祈りの文化遺産のある町なのである。

となればメインの目的地とお昼ご飯、温泉はあらかじめ決めている小生なのである。エライ。

ということで今回はぐる~っと多治見の「虎渓山 永保寺」からオリベストリートで昼食を取り、可児に抜ける途中にある日帰り温泉施設「天然温泉 三峰」に入浴するルートを選択した。

多治見観光で外してはならないのが「神言会多治見修道院」と虎渓山永保寺である。
虎渓山とはその二つが位置する山の名でもある。
大聖堂の裏手から虎渓公園に至る山道が延びており、木々に囲まれた永保寺参道へと続く。



「神言会多治見修道院」は昭和5年(1930)にカトリック神言修道会のドイツ人宣教師モール神父によって神言修道会の中央修道院として設立された、日本における男子三大修道院のひとつで中世ヨーロッパを偲ばせる建物は地上3階、地下1階の木造建築で建坪1000坪の規模を誇る。簡素なバジリカ建築で、大聖堂のフレスコ画、キリストの生涯を描いたフレスコ壁画に、色鮮やかなステンドグラス越しのやわらかな光が差し込んでおり、この日も丁度結婚式を挙げている方がおられたのである。周囲のブドウ畑で栽培されたブドウは、1933年以来修道院の地下室で醸造され修道院ワインとして親しまれている。




一方の「虎渓山 永保寺」は鎌倉時代末期の正和2年(1313)に夢窓国師を開祖、仏徳禅師を開山とする臨済宗南禅寺派の名刹で、参道からは辺りの風景とは一線を画す、大自然に育まれた庭園が目の前に突然現れる。

夢想疎石が、時の武将・土岐氏の招きを受け、この地に庵を結んだことにより開かれ、
山号の「虎渓山」は、景色が中国江西省慮山にある虎渓に似ていることからそうよばれることとなったと言われている。名勝庭園には二つの国宝が鎮座する。夢窓国師が建立した古来より最も格式が高い型式である入母屋造の二重屋根をもつ「観音堂」と伝統的な寺院の建築様式・禅宗様の最古と言われている「開山堂」である。

また夢想国師は禅宗寺院の造園を多く手掛けた作庭家としても知られ、禅の思想を取り込んだ庭園は日本庭園史上にも大きな影響をあたえたのである。中央に臥龍池を置き、その周囲に園路を巡らせた「池泉回遊式庭園」の形式を取る同寺の庭は、その景観の美しさから国の名勝に指定されている。



観音堂を中心に構成されるこの庭園は一目で全貌を捉えることができるほどのコンパクトサイズである。とはいえ、観音堂の前に臥竜池、反り橋の無際橋がかかる。観音堂の左側には梵音岩などが絶妙なバランスで配置され、何処から観てもその美しさを損なうことがない。

中世禅宗寺院の庭園の代表作と言っても過言でなく禅宗の美術の宝庫としてその雄大で厳かな空気を感じるのである。


さて丁度昼時となり本町オリベストリートに向かう。岐阜県出身の戦国武将であり茶人・千利休の弟子の一人でもあった古田織部。その精神オリベイズムを活かした街づくりをしょうと、多治見市ではやきもの文化の色濃い市内三ヵ所を、「本町オリベストリート」、「市之倉オリベストリート」、「たかた・おなだオリベストリート」と名付けたのである。中でも昭和初期まで陶磁器問屋が軒を連ね、美濃焼を全国に運ぶ馬車や大八車で賑わったという本町通り沿いには現在も商家や蔵が数多く残り、ギャラリーや食事処として利用されているのである。

そこでいつもどおり蕎麦屋を目指し「そば処 井ざわ」にいってみたのであるが車、車、車三つで轟ならぬ驚きの混みぐあいであきらめて「ベーカリー アルティジャーノ」でランチをとることにしたのである。


イタリア語で職人を意味するアルティジャーノは石釜で焼いた美味しいパンを提供する店でカフェを併設しておりそこでサラダセットを注文する。フライドチキンのサラダにコーヒーとパン食べ放題がついて850円なのである。以前訪れた山岡町のパン喫茶「ほやら」と比べてしまうとちょっといただけなかった。



なによりもパンが駄目である。最初に付いてくるバケットは普通であるが、あとの食べ放題になっているパンの貧弱なこと。ベーカリーがだしているパンが食べ放題とはいえ酷過ぎる。

味もそっけもなく、まだサンマルクのほうがましである。次は絶対蕎麦屋である。

しかしながらこの店には日本の最高気温40.9℃を最初に観測した「日本一暑い町」多治見のマスコットキャラ「うながっぱ」の「うながっパン」があるのである。


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さて最後は入浴タイムである。多治見から可児に向かう県道83号線から少しはずれた郊外の自然に囲まれた日帰り入浴温泉 「三峰」である。ここは以前よりよく出かけているのであるが今年7月にリニューアルオープンしてからは初めてなのである。



泉質はアルカリ性単純温泉でスベスベとシルクのような肌触りが好評であるが、今回露天風呂に「高濃度炭酸泉風呂」や 湯が真っ白の「シルク風呂」等バリエーションが増え楽しめるようになっていた。


今日は近場のドライブであったが充実した一日に満足した小生である。