昨日クラシックコンサートに行って
友人はその前後オーディオは聴かなくて
個人的に勿体ないと思うと書きました。
オーケストラのコンサートの
ダイナミックレンジは再生では
再現はかなり難しいのは当然ですし
別物としてそれぞれ楽しめば良いと。
でも個人的にその様に
生音と再生の差を許容出来ずに
手放した音源は有ります。
それが和太鼓ですね。
お出掛けした先の公園やら
観光施設での屋外で無料で楽しめる
地元の和太鼓団体の演奏を何度か聴いてますが
叩く音だけのシンプルだけど
その音の迫力は桁違い。
和太鼓だけは再生だからと
その生音の迫力が等身大で無いのは
どうしても聴いててストレスになるし
そこまで出したらアンプとスピーカーを
吹っ飛ばすのは確実。
なので買ってみた鬼太鼓座は手放しました。
シンプルだからこそミニチュア的に楽しめない。
これがオーケストラだと
そのダイナミックレンジは再現出来なくても
各々の楽器の再現性はそこそこ望めるので
別物として楽しめます。
自分が今もう少し再現したいのが
ホールの静寂感。
ソロでなおかつ静かに演奏してる時の
それ以外は重厚さを感じる静寂な空間。
あれはホールのエアボリュームと
遮音性やらなんやらの賜物でしょうが
あの感覚って
オーディオショップの試聴室で
かなりのハイエンドシステムで聴かせて頂くと
それに近しい感覚になる時が有る。
その様なシステムでも
盛り上がりの再現はイマイチなのは事実なので
そちら方面の再現は不可能と割り切って
静かな方の再現性を高めたい。
まあ部屋から考えなきゃな案件ですが。
あの重厚な静寂感は一般家庭で
再現出来るかは謎ですけどね。
多分思うだけで実行はしないかも。
かなり険しい道でしょうから。
そんな割り切りをして再生音楽を楽しむ。
友人にはその割り切りが出来る余裕が
持てる様になると良いなと思います。
でないと折角のシステムが
ただのディスプレイでしかないので。