今月の中頃の週末に

自分には遠方のブログの知り合いの方の

御宅にお邪魔する事になっていて

その方と自分の友人は 

同じソニーのヘッドアンプHA-55を使ってます。


友人と2人でその方の御宅に行く時に 

友人のヘッドアンプHA-55も持参する手筈になり

当日の早朝に取り外したりする為に

友人宅に上がりこむのはまだ御家族が寝てるので

マズかろうとあらかじめ外して

自分が一時預かりしている形で

自分のヘッドアンプH-Z1と

横並びに仮置きしてます。



ならばせっかくですし

H-Z1とHA-55の聴き比べに。


盤は



ノラ・ジョーンズをチョイス。


交互に繋ぎ替えて何回か聴き比べ。


あっ!


その前に端子クリーニングした方が良いかもと

先程と同じように接点洗浄剤でコシコシ。


自分のH-Z1も綿棒は黒くなりましたが

友人のHA-55は自分のが可愛く思えるレベルで

真っ黒になりました。


去年自分はH-Z1を買ってますが

おそらく販売前にショップで

端子を含めてクリーニングした可能性が高いですね。


対して友人のHA-55は

オーディオショップでなくて

ハードオフ購入。


おそらくそこまでのクリーニングを

されなく販売されたのでしょうか。


ここまで黒くなったなら音質改善は大きいでしょう。


この状態で試聴。


ヘッドアンプは単純増幅が目的でしょうし

機器の癖が少ない方が良いでしょうが

比べるとやはり個性が有りますね。


低音はHA-55が強めに聴こえて

声の質感等はH-Z1がリアル。


聴き比べるとやっぱり自分のH-Z1は

少しボーカルが左に寄る傾向。


でも本当に僅かなので

気にしない事にしました。


ボーカルと演奏のバランスは

H-Z1が好み。


HA-55は少し演奏に声が埋もれる。


音の余裕感が結果違います。


値段が違うから

費用対効果で考えると

HA-55はなかなか良いですが

これならパイオニアのプリアンプC-90の

MC受けでも良さそうとも思えます。


実際それも比べましたがC-90は少し

低音が軽く聴こえる程度で

音の余裕感は似たレベルに思えました。


H-Z1の音の良さを再認識しましたが

逆に言うと

H-Z1の本当の良さを出すのに

自分のアナログ環境は少し至らない部分が

有るかもとも思いました。


さて何故今度お邪魔する時に

ヘッドアンプを持参するかと言えば

HA-55を並べて置いて

それぞれに片チャンネルずつ接続しての

モノ使いと通常の接続での聴き比べの為です。


ショップでその様な試聴をした事が有りますが

確かに効果を感じても

ショップの他の機器が良すぎて 

分かり易いだけかも?


個人宅のシステムでその様な接続で

本当に効果を感じるか?

その検証です。


その結果は果たして??


まあそれが良好でも

H-Z1を2台持ちする気は無いですけどね。


でもこの手の実験的試聴は大好きです。


その前哨戦的にH-Z1とHA-55の

聴き比べを1人満喫しました。