音楽を聴いてて
最近は自分はさほど定位を
気にしなくなって来ました。
ボーカルが真ん中とか
特徴的な音の楽器が
ステージの隅の配置で明らかに
そちらから聴こえると言うの意外は
客席で聴くのに
オーディオ的な定位は存在しないから
ポイント的な音の定位以外は
音が混ざって塊で鳴る方が自然に感じます。
例えば
このモーツァルトのフルート四重奏曲は
左側のフルートは独立して目立ちますが
弦楽器は独奏状態でなければ
適度に混ざって聴こえる方が自然に思えます。
これが各々の楽器が独立して聴こえるハズと
躍起になると多分全体的にはバランスの
崩れた音に成りかねない気がします。
弦楽器同士親和性が高くて
混ざり合うのが普通でしょう。
その確認も兼ねて
古い雑誌のテストCDを引っ張り出して
再生してみました。
これは2012年の本なので本当古いですね。
内容は
前半6曲目迄が目的の音源です。
1、2曲目と3、4、5、6曲目は
演奏が同じで収録マイクが違う。
多分定位に拘る方は1曲目のスポットマイクを好み
2曲目のデッカツリーはイマイチに感じるかもしれません。
同じ事が3、4、5、6曲目も当てはまります。
そしてスポットマイクで収録されて無ければ
そもそも再生機器側で
各々が独立して聴こえると言うのは
再現は無理の可能性が高いです。
と言うのを
これを聴きつつ感じたので
記事にしてみました。



