とある方から自分の友人に貸し出された
トライオードのフォノイコライザーアンプ
TRX-EQ6を持参で午後友人宅にお邪魔しました。
この友人は以前同じ方から
FRのMCトランスも借りてて
再度使いたいとの連絡を受けて
一度返送して
レコードはマランツのプリメインアンプ
PM-15S2の内蔵フォノイコライザーの
MCモードで聴く環境に元ってました。
その方の確認事項が終わり
FRのトランスも同梱だったので
まとめて持参。
同梱されてたのはそれ以外に
オヤイデ電気のメガネタイプの
電源ケーブルも入ってて
トライオード純正電源ケーブルと
オヤイデの電源ケーブルの
聴き比べも出来る状態でした。
一旦PM-15S2のMC入力でカートリッジは
オルトフォンのMCQ5での音を聴いて
トライオードのフォノイコライザーを接続。
同じ曲を再生しましたが
音量は取れてるのに何か物足りない。
ボリュームを上げないと楽しくならない。
そして我が家で聴いて思った
何となく籠もって聴こえる感じもそのまま。
電源ケーブルをオヤイデに替えてみて
音は低音域が増えたのですが
逆に更に籠もりは増す感じに。
正直
PM-15S2の内蔵フォノイコライザーアンプからの
優位性は感じれないと友人も。
トライオードは片付けて
一度返送したトランスを再び設置。
やっぱりトランス受けでPM-15S2のMM受けが
友人には当たりの組み合わせの様。
自分も元気が有って
ボリュームを上げなくても満足出来る音だと思えます。
友人はお邪魔するとレコードを少し再生した後は
CDを再生する比率が高いのですが
今日はレコード比率高目。
言わなくてもやっぱり気に入ってるのが
伝わって来るチョイスです。
実はそのトランスとフォノイコライザーアンプを
貸し出している方は
もう少し後で更にSACDプレーヤーも
暫くの間こちらに預ける予定となっていて
我が家ではラックに全く余裕が無くて
ただ眠らせるだけになるので
友人宅で接続して動態保存とする事で
話しはまとまってて
先週そのプレーヤー用のRCAケーブルを
オーディオショップで中古購入してきてたので
そのケーブルを最初トライオードに使って接続しました。
友人のシステムは
SACDプレーヤーにマランツのSA-11S3と
FMチューナーにオンキヨーのT-429Rが繋がってて
SA-11S3は昔サウンドハウスが取り扱ってた
ザオラと言う銀線を使ったケーブルを
T-429Rはゾノトーンを繋いでましたが
せっかくなら今回買った
アクロリンクの中古も交えて
ケーブルの聴き比べをしてみようと提案して
SA-11S3とPM-15S2の接続でテスト。
以前はスピーカーはB&WのCM5で
その時にその様な接続だったけど
今はスピーカーはパラダイムの
モニターSE8000Fに買い替えてるので
評価は変わる可能性は有りますよね。
結果
この間のケーブルは
今回買ったアクロリンクが1番好みだと。
その様な聴き比べをしつつ談笑。
他にもソフトの聴き比べ等して
毎度の様に
今日も
これだけのソフトを頂いてしまいました。
低音域がCM5では寂しいから
トールボーイに買い替えたのに
低音以上にボーカルが心地よい音に成ったと
友人の弁。
自分も正直そう思います。
体積対価格ではCM5の方が
コストが掛かったスピーカーなのに
友人宅ではモニターSE8000Fが
全てにおいてCM5より心地よく聴けると。
多分にスピーカーとアンプの相性が
良くなかった可能性は有りますね。
CM5を鳴らすのにPM-15S2では
非力だったのでしょう。
でも今のスピーカーはアンプに
頼らない作りなのか本当バランス良く鳴ります。
上も下も真ん中も充実。
特に下はベースとドラムの鳴らし分けが素晴らしく
自分のスピーカーではこの低音は聴けません。
友人の再生した
このCDで特にそう感じました。
ただ昼間自分が記事にしたAdoの
「私は問題作」を再生した時は
我が家以上に低音お化け。
これ以降再生した音源が低音不足に感じる程。
それにしても自分のシステムでも
この様な低音が出せる様にしたいと
頭を悩ませる事に。
個人的には友人のスピーカー買い替えは
かなりの悪魔の囁き。
スピーカー買い替えに自分も走らない様に
自制しなきゃです。
トライオードのフォノイコライザーアンプは
友人宅では使わない結論になり
自分が家に引き取り。
今日はラックスマンの
フォノイコライザーアンプの上に仮置きしての
テストだったし
キチンと設置しての再テストを後日予定してます。

