自分のオーディオシステムは

メインシステムには



トリオのKT-9700と言うFM専用チューナーを
サブシステムには


アキュフェーズのT-101と言うこれまた
FM専用チューナーを使ってます。

KT-9700は昔メンテナンスして貰った際に
緑色LEDに照明を交換して貰っていて
多分唯一の存在でしょう。

これは純正ランプが緑色のカバーを
被せて取り付けられてるけど
経年変化で緑色が薄れて
電球色での発光なのを
ならば緑色のLEDにしたら
経年変化で色褪せは無いしと
自分から追加オーダーしたものです。

これに慣れてるので
電球色の一般的なKT-9700の写真に
自分は逆に違和感を持ってしまう状態に。

そして昨年8月に受信調整をお願いしてて
調子良く動作してる個体です。

でも実際の受信状態は
周波数に対して0.1M上の目盛り位置で
受信しててこのあたりの大らかさが
年代を感じますね。

何せKT-9700は1976年発売で
T-101は1974年と
どちらもかなりの御老体。

でもメンテナンスしてるKT-9700は
言うに及ばず
ノーメンテのT-101も絶好調。

ただしこちらは0.3M程下で受信する状態ですけどね。

それにしても目盛りはトリオの方が親切ですね。
トリオは


1メモリ0.2Mで正直見やすくされてますが
アキュフェーズは


1メモリが0.25Mとなってて
正直見やすく無いです。

何故0.25M?

本当謎。

更に謎なのがその下の目盛り。

これが何なのかは分かりません。

ダイヤル一回転の目安かと思いましたが
どうもそうでも無さそう。

でチューニングダイヤル一回転質感は
KT-9700は本当に一級品ですね。

クルクル回るのにピタッと決めれる。

Lシリーズや9900は触った事ないので分かりませんが
おそらく同等の質感は持ってるのでしょうね。

同じトリオでも正直下位クラスのチューナーでは
この質感が無いんです。

ダイヤルを回した後の惰性の回転が



KT-9700の方が長く回ってるのが
分るでしょうか?

T-101の感覚が逆に一般的なバリコンチューナーの
ダイヤルの回り方に近くて
KT-9700程惰性で回るチューナーは
実は自分は他に触った事ないです。

軸精度が高くてフライホイールが
重たいのが回して伝わります。

T-101はこの軸精度の高さは感じないんですよね。

ほぼNHK-FMしか聴かなくて
ダイヤルを回す事は少ないですが
それでも時折回すと
KT-9700はその感触で所有する喜びが得られます。

でも音はT-101の方が厚みが有りますね。

バリコン規模は小型ながら
アナログ回路での音作りは
アキュフェーズの方が雰囲気作りが上手いかも。

トリオはそこでの雰囲気作りより
ストレートに出してる様な感じですね。

どちらも巨大でチューナーとしては重たい。

でも中身もそれに見合って詰まってます。

特にKT-9700の回路構成は凄い。

受信環境で少しノイズは有りますが
でもそれを帳消しにする圧倒的な音質。

FMは本当楽しいです。