先程

オーディオテクニカのAT33PTGと

オルトフォンのMCQ10の聴き比べをしたら

ほとんど差の分からない盤が有ったと

記事にしました。


自分のアナログ環境は

プレーヤーはケンウッドのKP-9010

フォノアンプはラックスマンのE-200

ケーブルはゾノトーンの6.5N·AC-2000Meister

プリメインアンプはケンウッドのL-A1

です。


E-200はMCトランス内蔵型のフォノアンプで

イコライザー部はディスクリート構成ながら

出力はオペアンプと言う製品で

価格からも廉価な部類と言えます。


そのフォノアンプで余り音の違いが分からなかったので

試しにプリメインアンプ内蔵の

フォノアンプ部で聴いてみようと思いました。



とは言えプレーヤーとアンプが離れてて
プレーヤーからのケーブルでは
アンプ迄届かない状態なので
仕方なく


延長カプラーとアース線を引っ張り出して


純正ケーブルとゾノトーンを繋いで
L-A1のフォノ入力に繋ぎました。


作業上DVDプレーヤーは一時的に撤去。

L-A1の内蔵フォノアンプは
何やら手の込んだ事をしてるような
記述がありますが要は
ヘッドアンプ式のフォノアンプだと
個人的には思ってます。

これで


先程差の分からなかったこのディスクを再生。

お店で聴いたのと
購入時まっさらでの音の印象とは真逆で
テクニカがマッタリした感じで
オルトフォンが元気の良い音に聴こえました。

特にフォルテシモでは音に余裕がないと思える
割れる寸前みたいな雰囲気にすらなります。

まあE-200でノラ・ジョーンズを聴いた時も
テクニカは演奏が控え目で
オルトフォンはボーカルが少し控え目ぽくなる
感じに聴こえたので
そのような傾向は有るのかもしれません。

でも描写が細かいのはテクニカかな?

控え目ながら陰影が有って
オルトフォンは少し一本調子ぽくなる気も。

何度かカートリッジ交換して
確認した後
テクニカでL-A1のフォノ入力の聴き納めをして
配線を戻して
そのままテクニカで同じ盤を再生。

エッジが少し丸く成ったかな?

ストレートに出てた感じが
ちょっとナローになった雰囲気。

昔はこのナローな感じが気に入ってて
トランス受けのE-200を買いましたが
今はストレートな音の方が良いようにも
思えてきてるので
どうしようかな?
って思ってみたり。

でもMCQ10で音の余裕感が足りないので
L-A1内蔵を使うのはちょっと…

まあMCQ10を買ったばかりなので
とりあえずは現状のまま聴く事になりますが。

でも以前より内蔵フォノが
健闘してる感じに聴こえたのは
かなり意外に思いました。