自分のサブシステムのCDプレーヤーは

ケンウッドのD-3300Pですが

実はこの機種をはじめ

この頃のケンウッドのCDプレーヤーの

メカ部は少し変り種だったりします。


通常



プレーヤーのトレイは何のギミックもない
ただの受け皿ですが
D-3300Pのトレイは


何やら切れ込みが存在していて


裏面にはバネやらリンクやら。

これ
通常のプレーヤーと機構が違う表れです。

普通のプレーヤーのメカ部は
トレイの作動時は
メカの後端を支点に前側が
下に逃げる構造で


この動画の様に
ピックアップを載せてるメカ部全体が
上下稼働します。


これは廉価なメカですから
後端の支点は本当に簡単な構造。

そのような稼働部分のあるベースに
ゴム等でフローティングして
ピックアップが載っているのですが
稼働部分が有るのはガタが有るという事で
結構ピックアップ支持はいい加減なメカも
存在するでしょう。

対してD-3300Pは
メカは


上下稼働する機構は無くて
フレームにフローティングの
ゴム等を挟みながらも
稼働部は無く
ガタは少ない構造となります。

その代わり
上のクランパーが上下稼働する機構を
持っていてトレイ共々手が掛かってます。

通常のプレーヤーはクランパーは固定ですから。

このメカの動作を見ると


トレイの受け皿が下に下降して
ディスクをモーターのスピンドルに
載せる機構なのが分かります。

見た目普通のプレーヤーに似てますが
実はトレイとクランパーに機構を付ける分
おそらくですが
メカ部を上下させる構造より
コストアップする造りだと思います。

使っていた中では
DP-990SGも同じ機構でした。

でもそれ以降は
メカが上下する機構となったので
コストダウンなのかもしれませんね。