昨日届いたテクニクスのスピーカー
SB-M300ですが
どうもボーカルの下がボワンボワンに
膨らんで不自然な音だと感じました。
ちょっと大き目な普通の2WAYスピーカーな見た目で
でも実際には
通常ウーファーの位置が
スコーカーでウーファーは中に2個詰め込んだ
かなり変態な造りの製品で
計算上は25cmウーファーと同等の低音を
このサイズで再現出来るのが売りですが
この低音重視の設計で
下が出過ぎる傾向になりやすいのでしょう。
聴いていて
ボーカルのボワンボワンが
共鳴の様にも感じて
平行置きだったものを
少し内振りを付けてみました。
とりあえずのテストですが
ボーカルのボワンボワンはかなり低減されます。
低域のエネルギーが強く
平行置きだと定在波が出やすいのかもしれませんね。
まだピシッとしたボーカルは出ないので
試行錯誤は必須ですが
可能性は有りそうとは思えます。
昨日迄スタンドに載っていた
ケンウッドのスピーカーLS-F555も
バッフルがアルミダイキャスト製で
ペア5万の値段はあり得ないと思ってましたが
このテクニクスも
3WAY4スピーカーにパッシブラジエーターが付いて
6.6万の値段はよく製品化したなと言う感じです。
それが今は人気が無くてどちらも
中古相場は数千円。
これが海外ブランドのスピーカーなら
まだ万単位の値段は付くでしょう。
国産スピーカーの中古相場が
基本安いのは財布には優しいですね。
ポン置きで直ぐに良好な感じになるのは
オーソドックスな2WAYのケンウッドで
テクニクスはそのような手軽さは無いですね。
でもケンウッドでは埋もれていた音が
テクニクスでは聴こえるとか
反応は若干早い感じがするとか
面白味は有ります。
久しぶりにスピーカーと格闘が出来ます。
昔使っていたオンキョーのスピーカーは
結局匙を投げて手放しましたが
テクニクスはどうでしょうか?
挫折した時用にケンウッドは
手放す事は出来ないですね。

