CDプレーヤーは
デジタル機器で新しい方が良い的な
雰囲気が有って
年数が経つと中古相場が下がる機器と言う認識です。
対してレコードプレーヤーは
昨今のアナログブームで
リリースされるのは超高級機か
廉価な機器が多く
かつてのプレーヤーが
注目されて今では
定価より高い相場で取り引きされる物も見られます。
アナログブーム以前は
正直見向きもされず
中古相場は叩き売り状態が懐かしいですね。
予備ストックのケンウッドKP-1100は
カートリッジにデンオンのDL103LC2が付いて
40,000円+税で中古購入したのですが
今ではほぼ間違いなくKP-1100が
その値段で市場に出る事は無いでしょう。
CDプレーヤーはまだそう言うカテゴリーだと
思ってましたが
どうも最近のリサイクルショップの値段や
某中古オーディオショップのホームページを
閲覧してると
その考えも過去の物と思えて来ました。
もうメーカーメンテナンスも不可能な機種が
現在動作してるとかつてより
高い相場で市場に出ている傾向に見えます。
自分も持ってる
エソテリックのCD専門VRDS機も
一時期値落ち傾向だったのが
最近は値上げ傾向に見えます。
各メーカーのかつてのフラッグショップ機の
メンテナンス品は
定価の半値以下で出る事は無いでしょう。
自分の手持ちのプレーヤーは
エソテリックの方はまだ時々
市場に出るので相場が分かりますが
もう1台は最近中古市場に流通してるのを
見掛ける事すら希になりましたが
もしそれも高値傾向になっていたらビックリです。
そんな事を考えていたら
とある中古品が目に止まりました。
値段が妙に高い気が。
こんなに高かったけ?
確かに限定機だったけどと確認したら
まさかの定価オーバーの値付け。
CDプレーヤーで
定価オーバーの中古価格を付ける機種が
出て来るとは思ってなかったので
かなり衝撃的でした。
古典的なアナログ機器ではなく
日進月歩のデジタル機器が
古い製品に価値が発生してる。
これって少し異常な気もします。
まあ自分も最近のデジタル機器ではなく
古い製品を使い続けているので
人の事は言えませんが
この流れが普通になるのは怖い気もします。