友人の今使っているレコードのカートリッジは

オルトフォンのMC-Q5と言うので

ケンウッドのKP-9010に取り付けて使ってますが

コレが購入時から

音の割れが気になっていました。


中古購入ですが

基本は迫力の有るガッシリした音で

ハマれば高音質ですが

大音量と言うより

ソプラノの高いところや

ピアノの高音が割れる傾向が有るのです。


針先のゴミの焼き付きを

疑いましたが

除去しても変化はなく

手詰まりでしたが

カートリッジの帯磁の可能性も有るかもと

アドバイスを頂いたので

簡易的な



こんな物を用意してみました。

RCAのメスのコネクターの片側に
ショートピン過去したオスを刺したのです。

これをレコードプレーヤーのフォノケーブルに
刺して左右それぞれを
ホット、コールドを短絡させて
盤を数十秒トレースすると
カートリッジが消磁されるそうです。

これはMCには効果は有るそうですが
MMにはダメだそうです。

とは言え自分自身は
ラックスマンのフォノアンプを使っていて
それには同じ効果を得られる
モードが付いてるので
自分がわざわざこれを使う事は無いですが
友人のカートリッジに
効果が有るかも?と
今日少し友人宅にお邪魔して
試してみました。

最初普通に再生して
アンプからケーブルを抜き
ショートピンを刺して
暫くトレース。

配線を元に戻して同じ音源を再生したら
こりゃビックリ。

低音の量感が増して
中域の張も出ました。

こんなに音が変わるんだと
二人して驚くしかなかったです。

でも肝心の音の割れが改善されません。

針圧を少し高めにして
アーム高さも再調整しましたが
やっぱりダメ。

もう1つの手持ちの
シュアーM97xEは
問題無くトレースしてたので
それに替えてみたらやっぱり大丈夫。

でもMC-Q5のような迫力は無く
サラリと流れてる用な音で
友人は少し不満気ですが
音割れがないアドバンテージは大きく
とりあえずM97xEを使う事に。

1つ問題を先送りした次いでに
チューナーもチェックしてみました。

どうやらプリセットのチャンネルは
消えて無いのですが
電源を入れると
切る時に選択していた
周波数とは違う周波数になってるそうなのです。

おそらくメモリーの記憶用の
コンデンサがダメになりかけなのでしょう。

機種はケンウッドのKT-1010Fと言う
シンセサイザーチューナーで
多分メーカーメンテナンスは
今のケンウッドでは無理でしょう。

受信感度も落ちていて
本来の性能は発揮されてない状態なので
受信調整とコンデンサ交換は
行いたいところですが
メーカーメンテナンスは微妙でしょうし
はてさてどうしよう?
状態です。

諦めて新し目の中古チューナーの
中古を買うのもてかもですが
正直音質は今より低下するでしょう。

こちらも問題を先送りで
暫くそのまま使うそうですが
多分コンデンサがダメになり
不動に成るのは遅くは無いでしょう。

受信感度が低いのも勿体ないのです。

気長にどうするか思案ですね。

そんなこんなしてたら
友人が


このようなCDを譲ってくれました。

何でもこれは再販盤で
昨日これのCDの最初の盤を見付けたそうで
聴き比べて最初の盤の方が好みと言う事で
こちらが我が家に来る事になったのです。

とは言え長居はせず
早めにおいとまして
今は自分の部屋で音楽タイム。

何となく不完全燃焼な日曜でしすね。