とある中古オーディオ店の
ホームページを見てました。

そこは保証付き機器と
保証無し、又はジャンク品も有ります。

閲覧しててあるジャンク品に目が止まりました。

それは敢えてメーカーを挙げれば
デノンの製品で
定価50万のSACDプレーヤー。

2006年製のシールが貼られてました。

一応再生するけど
SACDが再生出来ない時が有るから
ジャンク販売で売値は10万。

今は2021年なので15年前の機器ですね。

考えさせられたのは
デノンが正直15年前の高級機の
メンテナンスが出来ないと言う事実。

法律上は部品保有期間は決まってますが
以前はそれを大幅に越えた年数でも
部品は保有してて修理が可能だったのが
今ではその限りではない事の証明ですね。

メーカーは違いますが
似た年数でピックアップを
交換修理をして貰った事はありますが
今ではそのメーカーも
似た状態だそうです。

昔はオーディオ機器は
家電と言うより趣味の機器って
メーカーも考えてて
古い機器でもメーカーメンテナンスを
してくれるのが常でしたが
今は高級機ですら
家電で年数で修理不能。

お財布が軽いから元々買えませんが
それでももしお金が有っても
こんな状態では怖くて
高級機は買えません。

高級機器なら2~30年は
使う可能性が有るのに
それが10年経たずにメーカーが
部品保有をしなくなる。

長く大事に使うと言う選択肢を
メーカーが否定して
そんなメーカーの高級機を
買えるかと言えば自分はノーです。

で機器はドンドン高くなる。

でもサービスの質は低くなる。

それを知ってる顧客の取る選択肢は?

果たしてそれで趣味の製品を作る
メーカーが生き残れると
思っているのでしょうか?