先週末に友人の使っていた
トリオのKP-700と
自分の手持ちのKP-9010を
入れ替えて友人のレコード環境の
底上げをしてきました。
ただきちんとした水平器を持ち込むのを忘れ
100円ショップの簡易水平器で
水平を出しただけなので
今度友人のシステムの微調整も必須です。
そして自分のシステムに入れた
KP-700も微調整が必要ですがまだしてません。
トリオ、ケンウッドのレコードプレーヤーの
取説には
このようにシェルの付け根から
針先迄の距離の指定が書かれてます。
この51.2mmはKP-9010の取説のものです。
今KP-700に取り付けてある
カートリッジはこの数値で固定されてますが
確かKP-700の指定距離は違っていた筈で
微かな記憶では
50.5mmだったような?
まあ違いはたかだか0.7mmで
精密測定器は無く物差しでの目測で
コンマ台の調整は大雑把に成りますから
現状のままでも良いと言えば良いのでしょうが
多少気持ち悪さもあります。
サブのプレーヤーはMMカートリッジ
メインはMCカートリッジ固定にと
考えているので基本メインに
今サブに使っているシュアーのM97xEを
取り付ける予定は無いのですが
それでも今の状態だと
メインにすんなり付けれるし
わざわざサブのプレーヤーに合わせなくてもと
考えてもしまいます。
ネットでは多少の前後は大丈夫のような
記述も見掛けますし
神経質に成らなくてもと思う部分と
しっかり合わせたいと思う気持ちの葛藤の真っ最中です。
ただ
プレーヤー的には友人との
入れ替えは正解だったと思います。
友人のシステムだと
KP-700は明らかにナローで
音のエッジが曖昧でしたが
KP-9010では
確実に改善されました。
対して自分のサブシステムは
友人宅やメインシステム程
CDとレコードの差が出ません。
多分にアンプやスピーカーの
再現性の低さが出てるのでしょう。
無指向性スピーカーを使っていた時は
高音の再現が華やかで
それがレコードのスクラッチノイズを
ハッキリ再生すると言う結果に成っていて
レコードのスクラッチノイズが
不快感を与えてましたが
無指向性スピーカーを撤去したら
ほぼスクラッチノイズは気にならなくなり
その上プレーヤーもナローに成って
更にノイズに対しても鈍感になったと感じる状態に。
細かい音は出ない代わりに
ノイズ感も少ないので
聴き易く感じるのです。
一般の方がイメージする
ナローで聴き易い音と言う感じには
サブシステムの方が近いと思います。
でも冨田さんのシンセサイザーのような音楽は
サブでは全く楽しくはないです。
メインだとスピーカーから音が離れて
空間で音が鳴っているのが
サブだとスピーカーに音が貼り付くのです。
これはオーケストラの再現性なも影響するので
サブではオーケストラを
聴く気にはなれません。
でも構成の小さなボーカル物とかは
かなりリアル感を感じます。
平日の夜少し聴くのに
オーケストラは選ばないので
現状の状態で十分ですね。
レコードを聴いてて寝落ちしそうな音の
サブシステムなので
ゆったり聴くには十分でしょう。
細かい音が出る9010より
サブには好ましいですね。
