メインシステムとサブシステム
どちらもレコードプレーヤーは
KENWOODのKP-9010です。
メインの方は長年掛けて今の
セッティングに落ち着いてますが
サブは来たばかりなので
試行錯誤を繰り返してます。
その中でかなり
同じ機種なのに
違いが有って正直??
状態に陥っています。
一つがアームとシェルの接合部。
まあ多分ここだろうと言う感じですが
メインのプレーヤーは
アームの水平を出すと
シェルの上に置いた水平器も
ほぼ真ん中に成るので
今は逆にアームで高さを見ないで
シェルに水平器を乗せて
アーム高さの調整をしてます。
対してサブのプレーヤーは
アームの水平を出して
水平器をシェルに乗せると
明らかにシェルが低い状態の
水泡の位置に成ります。
アームを一番下げてもこの状態なので
シェルに水平器を乗せての
水平調整が出来なくて
あくまでもアームを見ての高さ合わせ。
まあメインで位置は分かっているので
サブもそこに合わせれば
ほぼアームの水平は出ます。
2台のアームを見比べても
相違は見付かりません。
考えられるのはシェルとの接合部の
精度がまちまちで
シェルが水平に付くものと
斜めになるものが有るという可能性です。
極僅かの加工精度の違いで
出るのかもしれませんね。
まあこちらは
アーム高さの調整が出来るので
特に問題は無いのですが
もう一つは少々問題です。
それがターンテーブルの精度です。
こちらはメインのターンテーブル。
水平器の真ん中辺りが透いていて
僅かに向こう側が見えます。
つまりターンテーブルが少し
すり鉢状に成ってるのです。
対してサブのターンテーブルは
全く真ん中が透いてません。
それどころか僅か外側が透いてます。
つまり僅かに山形に成ってるのです。
同じ機種のターンテーブルで
片側すり鉢状
もう一つは山なり…
そんな事って有るんでしょうか?
工業製品の加工精度としては
かなりまずい状態だと思います。
特に山形形状。
これだとレコード外周が浮いて
表面積の小さい内周で
レコードを支える形に成ります。
ゴムシートでこれくらい
相殺できると言う考えなのでしょうか?
この2つのせいなのか
少しサブのプレーヤーは
音の安定感がメインより
劣る感じがします。
特にカートリッジを
オルトフォンのオメガにすると
内周で音が不自然に成りやすい事が
判明しました。
シュアーのM97xEなら
多少は緩和されて普通に聴く分には
問題なないので
サブのプレーヤーのカートリッジは
シュアーオンリーにして
オメガは死蔵となりそうです。



