少し前まで
親父のシステムは
結構良い音が出てて
バランスも良かったです。
何より高能力なJBLのスピーカーで
全く残留ノイズが発生しない
機器構成と言うのは
大きなアドバンテージでした。
親父の手持ちには
古いチャンデバが1台と
3台のプリアンプが有りますが
このチャンデバが
盛大にノイズを発生してて
正直音楽を聴く以前の問題のレベル。
また調整も毎回適当で
正直JBLのネットワークでの
再生の方がノイズレスで
帯域バランスも良い位。
プリアンプも
ノイズが無いのは1台だけで
他はノイズ発生装置。
CDプレーヤーも
マランツのSACDプレーヤーがあるのに
80年代のソニーの中級機を
わざわざ使ってデジタルノイズ盛大な
音を出すことも。
それでもそこらを使わず
良い感じの音を出してたのが
今日部屋を見たら
再びノイズ発生装置の
チャンデバとプリアンプを
持ち出し繋いであり
今親父のシステムを聴いたら
数分で吐き気がするのは確定です。
通常趣味って向上を目指す物だと思います。
AとBが有って
Bは全くダメなら
もうBには戻らず
次のCと言う方法と
Aを比較して次を考える。
手詰まりの時に
環境が変わってもしかしたら
Bの方法が打破になるかもと
試す可能性はありますが
そのダメだったBが
ノイズが多いとかの
故障レベルの問題の場合
普通そこに戻る事はしないでしょう。
でも親父は何故か
普通からしたら故障レベルの
ノイズ発生装置を
何の疑問も持たず
「やっぱりマルチは音が良い」
と復活させるのです。
親父のお財布的に
自由に機器の買い換えは無理です。
でも何か変化が欲しくなるでしょう
結果
バランスの良かった状態をご破算にして
理解不能な音を出したり。
全く学習能力がないのと
正直自分に口出しされて
バランスを取ったシステムでは
親父のプライドが許さないと言う
自尊心が加味されて
結果同じ事をして
普通の人が聴いて聴いてられない
音を出して喜んでます。
困ったのはそんな状態で
お店やイベントのデモの音に
分かった顔で評価する事です。
それを聞かされる自分にしたら
本当に良い迷惑。
だったらもっと手持ちのシステムの音を
バランス良くしてよと思います。
はっきり言って本当に聴いているかも
怪しい位です。
以前パワーアンプが不調で
方チャネル出なかった時に
全く気付かす再生してた時は
言葉を失いました。
それすら分からず何を聴いてるの??
だから
カートリッジのMM、MCでも
MMカートリッジをMC入力で再生して
気付いて無かった等の話しは
後を絶ちません。
だから同じ事を何度も繰り返しても
飽きることも進歩しようという
気概も感じません。
その上
オーディオ雑誌の立ち読みは大好き。
そこで得た聞きかじりの知識を
さも自分が経験したように
自慢気に話したり
雑誌で見た評論家のシステムの
写真や記事で聴いた気分になって
「この音は誰それのシステムに近い音がする。」
とか真顔で言い出しそれを
他人にも言いかねないのが困ります。
大風呂敷を敷いて
さも自分はオーディオ知識が凄いと
自慢したくて仕方ないでしょうが
自分に対してその様な話しをしても
嘘だと直ぐ言われるから言えないので
結果変なところで出て
ビックリします。
歳を重ねて更にその傾向が増して
正直怖いです。
オーディオをやってるのに
オーディオショップは
自分よりレベルの高い店員やお客さんが居るので
行きたがらない。
たまに行けば上記の状態。
お山の大将で自慢できるところで
オーディオ自慢がしたい。
自分の好きな音は何それと言いつつ
実際の音はノイズまみれ。
本当に自分の好きな音は有るの?
それに近付ける努力してるの?
そんな事を言うので
自分は親父にとって
目の上のたんこぶでしょう。
もう親父のオーディオに
気を使うのも疲れました。
まさに
「最近の若い者は」
と言いつつ
エチケットを知らない迷惑親父。
それを趣味の観点から指摘しても
全く理解されませんでした。
呼吸するように嘘が言える人には
伝わらないと
今回親父のシステムを見て
認識しました。