過去に
手持ちのヘッドホンを聴き比べた
記事を書いた記憶が有りますが
あまりに古いからなかなか見付かりません。

また
ヘッドホンの環境もその頃とは
別物になっています。

なので久しぶりにヘッドホンの
聴き比べをしてみました。

今自分の部屋に置いてある
ヘッドホンは

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この3個。

ゼンハイザーのHD580、HD650
AKGのQ701です。

HD650だけは自分のではなく
友人からの借り物です。

ヘッドホン環境は

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サブシステムで
プレーヤーがエソテリックXー30で
そこからプリメインアンプの
パイオニアAー30に行き
テープアウトから
カセットデッキのA&D GXーZ7100に
入力してヘッドホン出力で聴きます。

GXーZ7100は

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RECレベルは8でCDダイレクト端子に
入力してます。

この状態で

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iTunesで作成した
ごった煮CDーRで色々な曲を
再生してヘッドホンの評価をしました。

HD580は
今まで聴いた事が無いような
音の張りを感じるようになりました。

低音が少し厚目に出るのが
その様に感じさせるのでしょう。

非常にバランスよく聴ける感じです。

HD650は
更に音に張りや厚みを感じます。

ただ逆に低音の多いソフトでは
低音過多気味に聴こえる事もあります。

これは今まででは感じなかった事で
GXーZ7100の電源ケーブルを
変えた事で明らかにHD650の
低音の量感が増えました。

ただ低音だけでなく全ての音が
盛大に出てコントロールされてない
様な音の洪水状態とも言える感じで
低音の少ないソフトなら
物凄く相性が良いですが
低音が多いソフトだとHD580を
選択した方が良いです。

Q701は
ゼンハイザーの2個とは全く違う感じで
低音感がほとんどありません。

ゼンハイザーが低く沈みこみ響く低音なら
Q701は軽く弾む低音で
迫力はありません。

その代わり異常な程低音過多な
ソフトでも全く低音が苦にならずに
聴く事が出来ます。

低音の下支えが無いので
音の張りは乏しく
漂う様な音に聴こえます。

あっさり音楽を聴きたい時は
Q701は良い選択肢になるでしょう。

逆に言えば
Q701はまだドライブしきれて
いないのかもしれません。

Q701でしっかりした低音を聴きたいなら
ヘッドホンアンプを買うしか無いでしょうが
低音はゼンハイザーが受け持っているので
特にヘッドホンアンプが欲しいと言う
衝動には至りませんでした。

と言うより
今までで一番ヘッドホンの音が
良い感じに聴ける環境になったと
思います。

基本ベースは
HD580で低音の少ないソフトなら
HD650を選択して
低音の多いソフトならQ701を
使うと言う使い分けで
ヘッドホンが楽しめる状態になったと思います。

カセットデッキのヘッドホン出力の
レベルの高さに正直驚いてますし
これなら
単体ヘッドホンアンプが
欲しいと言う衝動も起きないでしょうから
お財布に優しいと言えます。