オーディオテクニカのカートリッジ
VM520EB/Hを買った友人宅にお邪魔してきました。
箱は

こんな感じです。
最初に組まれた状態では
オーバーハングゲージで狂いが出るので
それを問題ない範囲に調整します。
レコードプレーヤーはTRIOのKT-700。
正確な数値は取説が無かったので
同じKENWOODのKP-9010の51.2mmを
参考に調整しました。
さて
今まで使っていたカートリッジは

自分が貸していた
オルトフォンのオメガ。
これを
暫く聴いた後に

VM520EB/Hに付け替え。
全くエージングしていない
真っ新な音が楽しみです。
出てきた音は
低音が厚く音が迫出す感じでした。
再度
オメガに変えたら
音が細身で元気が有りません。
VM520EB/Hの低音は
エージングで変わると踏んで
友人は満足気でした。
友人には
オメガはまだ貸して
テクニカと交互に使ってみる?
と提案しましたが
テクニカ1本で行くと言うので
オメガはお持ちかえりしました。
暫くレコードを
とっ替えひっ替えして
友人が聴き込んでましたが
高音もしっかり出て
レコードのイメージぽくない音だと
言ってました。
また
友人は先日fo.Qのターンテーブルシート
RS-912を購入していて
使ってましたが
この製品は
1mm厚と2mm厚のシートが入っていて
これを重ねての使用してました。
が
このシート重ねて使うとしても
1mmを上にするか
2mmを上にするかで
音が変わります。
友人はまだ試した事が無いらしく
とりあえず1mmを上にして使ってたので
これをひっくり返して聴き比べ。
結果は
1mmを上にすれば音が元気に
2mmを上にすれば音が大人しく感じます。
これは
曲や気分で使い分けるそうです。
次に
先日自分が中古で買った
ディープ・パープルのCDが
音が良くないと感じていたのですが
実は友人がそれの別バージョンを
持っていたと言うのでこれまた
聴き比べてみました。

左が自分ので
右が友人の。
自分のは12曲入りで
友人のは16曲入り、DVDも付いてます。
先ずは
自分のを再生して友人のを再生しました。
最初の1音でもう完敗。
全く音が違います。
自分のが音が籠って抜け切らない音に対し
友人のはキッチリ音が抜けます。
友人のCDの音だったら
自分も満足出来ます。
同じCDでも
仕様によってこんなに音が違うと
困っちゃいますね。
その後は
色々なCDを再生しながら
談笑して楽しい時間はあっという間に過ぎました。
因みに
友人のスピーカー
B&W CM5の自分の印象は
音が元気で抜けの良い感じで
自分の4312の大人しい音とは
対極に有ると思ってます。