自分が住んでいる市には
駅前に××楽器と言うお店が有り
子供の頃は
レコードでワンフロアー
楽器でワンフロアーと
手広く商売をしていました。

レコードからCDへと変わり
市内で唯一CDが買える
お店として重宝していました。

その後
大型本屋チェーン店が出来
そこでもCDの販売コーナーが有り
市内でCDの買えるお店が
2店舗になりました。


駅前の商店街が
次第に寂れて行くなか
その楽器店も規模が小さくなってしました。

その頃には
聴く音楽がクラッシックやジャズに
移行してそこらのお店では
満足な品揃えが無く
県外の大きな街にわざわざ
CDを買いに行く様になり
市内でCDを買うことが無くなりました。

今でもかろうじて
その楽器店は営業してますが
外から見ると
演歌系の音楽をぼそぼそと
扱っているかのような店になり
入り難い感じになっています。

そして
チェーン店の本屋さんの
方はと言えば
CDの売上げが良くなかったのか
CDコーナーを無くしてしました。

実質自分の住んでいる市には
CDを買えるお店が無くなりました。

この流れは近隣の他の市でも有るようで
昔ながらのCD店はほぼ壊滅
本屋のCDコーナーが無い店も
増えました。

そんな状態のおり
ラジオのCMで
ハッピーミュージックサイクル
と言うものが流れる様になりました。

これは
音楽を聴くにはお金が掛かるよ。
CDやネット配信で
音楽を購入して
そのお金で次の曲が生まれるよ。

と言った内容のCMです。

このキャンペーンCMを作ったと言う事は
今音楽を楽しんでる人の中に
違法ダウンロードの様なもので
音楽を楽しんでる人が多いのかもしれません。

または
友達との貸し借りで
一人買って仲間でシェアでしょうか。

とにかく
音楽業界が本格的に
衰退しているのでしょう。

CD店が無くなるのも
そう言った流れなのでしょう。

オーディオが好きで
音楽が好きな自分にとっては
少々考えさせられる
事だったりします。

それにしても
自分の住んでいる市で
CDが買えないこの現実。

全国的に見て
どれ位同じ町が有るのか気になります。