アンプの天板の上に
パソコン用のファンをのせて
なんちゃって強制冷却を
試してますが
本気で冷やそうと思ったら
これでは全く効果が有りません。

現状では全くの気休めです。

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写真を見れば
気休めなのは一目瞭然ですね。

普通
熱は上に逃げます。

なので
アンプは底板と天板両方に
通気孔を空けて
底板吸気
天板排気の
自然吸気で冷却をしています。


冷却ファンですが
これは
扇風機を想像すれば
分かりやすいのですが
ファンは吸気側
排気側の方向性があり
排気側はファンからの
風を感じますが
吸気側は
ファンへの風を
まず感じる事が出来ません。

これは
排気側はファンを通過した
ある意味圧縮された風なので
風力を感じるのですが
吸気側は
周りからかき集めて
ファンに吸い込まれる風なので
広く吸っている関係で
手をかざしても
風力を感じる事が出来ないのです。

つまりファンは
吸気は弱くて排気が強いのです。

この法則で行けば
本来アンプに冷却のために
ファンを設置するなら
アンプの下に排気側を上にして
風をアンプに送り込む様に
置く方が理に叶っています。

でも
アンプの下は
スペースが狭く
ファンを置くことが出来ません。

そうなると
必然的に排気側の
天板に乗せる事になりますが
これだと
周りから全体の空気を少しずつ吸うので
写真の様な置き方では
天板に空いたファンの乗っていない
通気孔の部分からも空気を吸い
アンプの内部の空気を吸ってはくれません。

つまり内部は冷えないのです。

なら排気側にファンを置き
内部を冷やす為にはどうするのか?

それは
ファンの乗っていない部分の
天板の通気孔を塞いで
ファンがアンプ内部の空気を
吸う様にする必要が有るわけです。

そうすれば
底板の通気孔から空気を吸って
ファンが排気する
強制冷却が出来上がります。

そこまで分かっていながら
何故そうしないのか?

簡単です。

単に気力が無くて
その気が起きないだけです。

来年暑くなってきたら
静音ファンと通気孔のコントロールを
しようかな?