単体DACを買ってから
L-D1は専らトランスポート状態で
何度か単体CDプレーヤーとして再生したことはありつつも
直ぐにまたトランスポートに戻っていましたが
今回また久しぶりにアナログ回路を復活させ聴いています。

つまり
L-D1→L-A1と
L-D1→DA-07→L-A1の
音の違いを聴き比べできる状態となりました。

さて
久しぶりに聴き比べた感想はざっくり書けば
やっぱり今までアナログ接続しなかったのは正解でした。

やっぱりDA-07を通した音の方が自分の好みで
L-D1単体の音は自分の好みからは少し外れます。

DA-07経由の音は何処までも静かで
ヴォーカルの口は小さく
それでいて余韻は綺麗に広がりますが
L-D1単体の音は少し音に刺々しさを感じ
ヴォーカルの輪郭が曖昧で口が大きく感じてしまいますし
また低音が少し膨らみ気味で
絞まりなくボテッと出てきます。

とは言えその差は自分が想像していたより少なく
思ったよりL-D1単体の音は健闘しているとも思いました。

でもどちらで聴きたいかと言えば当然DA-07経由の音で
L-D1単体の音は比較試聴以外で聴こうとは思いません。

でもまたアナログ回路を停止させたりするのも面倒なので
暫くはL-D1のアナログ回路は復活させたまま使う事になるでしょう。

また今DA-07との接続には同軸ではなく光を使っていますが
その関係か思ったよりアナログ回路復活によるデジタル出力の
音質劣化が感じられないのも
あえてアナログ回路停止させる意味を持たないとも言えます。

まあ気が向いた時にKENWOOD純正コンビの音を楽しむのも
良いかもしれませんね。