自分のサブシステムは
入口にエソテリックのX-30を
アンプにケンウッドのR-K1000-N
そこに何故か
ヘッドホンアンプの代役として
カセットデッキのA&D GX-Z7100を
繋いでいます。

ヘッドホン環境としては
X-30のデジタル出力をR-K1000-Nに入れたものを
テープ出力からGX-Z7100に入力していました。

一応GX-Z7100の出力もアンプに繋いで聴ける様にもしていましたが
ほとんどテープを再生することは無く無駄な配線となっていました。

そんな中使っていないX-30のアナログ出力と
GX-Z7100の出力を整理して
X-30のアナログ出力を直接GX-Z7100の入力に繋ぎ
R-K1000-NとGX-Z7100の接続を解消して
外してしまうことを思いつきました。

その状態で聴いたヘッドホンの音ですが
R-K1000-N経由の音より良くなっていました。

センター定位の音は滲む事無くセンターにあり
左右の音は更に広がる感じに
音一つ一つのキメも細かくなり
聴いていて楽しくなってきます。

つまりX-30のDACと
R-K1000-NのDACでは
格段にX-30の方が優れて要ると言う事で
それは価格からしても致し方ない事でしょう。

ならR-K1000-NとX-30をデジタルでなくアナログで繋げば?
となりますが
正直デジタル接続とアナログ接続では音は違いますが
劇的に違うとはならず
まあ好みでデジタル接続を使っている状態となっています。

それはR-K1000-Nの内部処理が全てデジタルで行われていて
アナログ接続をしてもR-K1000-NでA/D変換されて処理されてしまうので
結局R-K1000-Nレベルの音になってしまうから起こる話しです。

L-D1をR-K1000-Nに繋いだ時はアナログ接続の方が
好印象でしたが
X-30ではデジタル接続の方が好印象だったのでそうなっています。

つまりX-30はデジタル出力がR-K1000-Nに
アナログ出力がGX-Z7100に繋がれ
GX-Z7100とR-K1000-Nは直接は何も繋がっていない状態となりました。

これなら変なアースループが発生することは無い筈で
クリアーな音となります。

サブシステムのスピーカーはオンキヨーのD112ELTDですが
正直
R-K1000-NでD/A変換された音を再生するスピーカーと
X-30のDACを使ったヘッドホン環境では
自分個人の評価ではヘッドホン環境の方が軍配が上がり
サブシステムは専らヘッドホンで聴いています。

アンプとスピーカーを処分して
サブはヘッドホン専用環境にするのも良いかな?
とか
ヘッドホンに負けない位迄はスピーカーも頑張って欲しいな
とか
色々考えてしまい
暫くはサブシステムをどうするかで
悩む日々が続きそうです。