今少し飲んでの記事なのを最初にお詫びしておきます。
縁あって現在自分のシステムの中核をなすクリーン電源が暫くお出かけになり
今日は久しぶりにクリーン電源無しの状態でメインシステムで音楽を聴く事になりました。
ザックリと傾向を書くとiPod+DACは少しの違いしか感じませんでしたが
CDプレーヤー+DACは大きな音の違いを感じました。
これはつまりDACであるDA-07は思ったよりクリーン電源の影響は受けないのに
トランスポートとして使っているX-30とL-D1はクリーン電源の影響が大きい事を意味していると自分は理解しています。
(iPod+ND-S1は元々クリーン電源とは違う所から電源を取っています。)
ソースはiPodかCDプレーヤーかは関係なくいつもと同じボリューム位置なのに
音に厚みが有り迫力ある音が聴けますが何故かそこからボリュームを上げる気にはなれない音だったりします。
そしてCDプレーヤー音源はかなり迫力ある音で奥行き感や定位感はかなりのものを聴かせてくれますが
正直CD一枚どころか一曲聴く程度で耳に変な圧迫感を感じ聴くことを断念してしまう状態だったりするのです。
それはつまりそれだけノイズ混じりの音でありそのノイズが迫力を演出している
と言う事では?と自分なりに考えています。
おそらく耳への圧迫感を感じなければクリーン電源無しの状態でiPodとCDの聴き比べは
CDプレーヤーに軍配があがりiPodは音が薄っぺらいと片付けているであろうと思いますが
現実自分の耳はそのような迫力や定位より不自然な違和感に重きを置いて判断してしまうようで
クリーン電源無しのCDプレーヤー+DACの音は聴くに耐えない存在であり
辛うじてiPod+DACの音は聴けるレベルであると耳は判断しています。
さてそれで終わりにしたらせっかくの機会が無駄になってしまいます。
CDプレーヤー+DACのこの厚みや定位感をより低ノイズな状態で聴けるにはどうしたら良いか?
自分なりの思案の旅はこれから始まるようです。
ミソはDACの電源をどこから取るのか?
多分ここが重要なのでしょう。
また多少のエネルギー感を削がれつつも耳の違和感をかなりのレベルで低減してくれる
クリーン電源の効果にその必要性を再認識していたりもします。