ipod+ND-S1で音楽を聴くようになってから
CDプレーヤーのL-D1とX-30の内
L-D1をサブシステムに接続するようになり
かつては
L-D1が最上段でX-30がラック内に置かれていたのが

(H23.02.06撮影)
今現在ではX-30を最上段にL-D1をラック内に置く形に変更されています。

(H23.05.05撮影)
ラック最上段に置くと確実に音が良くなりますが
それでも何故かX-30の出番が少なくipodの出番ばかりなので
自分でも何が合わずX-30の使用頻度が下がっているのかを
再確認するためにキチンと聴き比べて見ることにしました。
それぞれの状態は
どちらもLUXMANのDAC DA-07に接続してあり
X-30は同軸ケーブルのSAEC EFF 2000V2を
ipod+ND-S1にはオプチカルケーブルのキンバー OPT-1で
DA-07に接続されています。
今回聴き比べに使用したディスクは

手っ取り早くこの3枚にしてみました。
普通であればそれぞれのディスクに対して違いがどうか?
と書かれる方が多いですが
自分はひっくるめて総括した書き方を基本としているので
今回もそのような書き方での表記とします。
さて前回はX-30とIpodの音は
X-30の延長線上の音がipodの音と評価した気がしますが
今回はどうだったか?
と言えば
やっぱり音の傾向は似ていると言う評価になります。
但し大きく違うのが
音が聴こえてくる場所で
X-30とipodを聴き比べると
ipodの方が一段後ろから音が聴こえます。

・・・・・・・汚い足を晒しごめんなさい。
自分が音楽を聴いている時の目線がだいたいこんな感じですが
一番分かりやすい例でいけば
モーニンでテナーサックスとトランペットが
X-30では見事に左右のD-112ELTDから聴こえてくるような状態なのが
ipodではD-112ELTDより少し上でカーテンの直ぐ後ろ辺りから聴こえます。
全ての音が大体こんな感じでやや後ろに広がるのがipod
前にせり出すのがX-30と大別できると思います。
また余韻はX-30の方がやや多めでipodは正直余韻は少なく
音が細身に感じますが自分の中では余韻の少ないipodの
音を良しとしている傾向があり
結果X-30の使用頻度が低下しているのでは?
という結論に今回はなりました。
ただ今回キチンと聴き比べた感じでは
JAZZ等前にせり出す方がらしい曲はX-30を
オーケストラの様に後ろにステージが広がるような感じの方がらしい曲はipodと
使い分けるのも良いかも?
と思い直すきっかけになったと思います。
あと
今まで何となくX-30にノイズぽい感じがしていて
ipodはノイズ感が少ないと評価していましたが
今回の聴き比べではノイズレベルは同等レベルで
X-30のノイズっぽいと言う評価は今回撤回することになりました。
蛇足でX-30の再生時同じクリーン電源から給電している
L-D1の電源を切ると明らかに音が良くなったので
次回からはL-D1、X-30同時電源ONはご法度と言う事になりそうで
今回の聴き比べでもその間はL-D1は電源をOFFにして聴き比べました。
それにしてもラックの置き場所で評価がコロコロ変わるオーディオと言う趣味は
本当奥が深い面白い趣味ですね。