
今自分の持っているヘッドフォンはこれだけあります。
ゼンハイザーのHD-580、PMX-200、HD-228と
パナソニックのRP-HT242の合計4台で
一度断線したPMX-200を簡易修理で復活し
PMX-200の後釜購入したHD228もそれなりに音が落ち着いて
来たみたいなのでここらでこの4台を聴き比べてみました。
CDはビクターのXL-Z505
アンプはケンウッドのR-K1000-N
を使用しました。
まず最初にHD-580ですが
正直この中では別格で好き嫌い以前にレベルが
違いすぎ比較検討をする部分が有りません。
正直HD-580だけを聴いているとそれなりに不満点もあり
ヘッドフォンアンプが欲しいとか
ヘッドフォン自体を買い換えたいとか思う事も有りますが
今回の聴き比べではこれでも十分高音質なんだと
再認識できました。
またやっぱりR-K1000-Nとの相性はそこそこ良いので
L-A1のヘッドフォンアンプで聴くよりは格段に楽しく聴けました。
次にPMX-200ですが
これは密閉型なのでHD-580より音が頭に張り付く感じがしますが
音の感じはHD-580を安っぽくした音という感じで
同じメーカーの製品だと納得できます。
HD-580は耳に刺さるような鋭い音はしないのですが
PMX-200は少し刺々しい音で
音のバランスは比較的フラットだと思います。
HD-228は
上記2台とは全く違う音のヘッドフォンで
低音がやたらと脹らんで常に低音が全ての音を
包み込む音と言えます。
PMX-200の様な刺々しい音はしないので
その部分は良いのですが
イヤーパットが分厚く更に
低音によってその他の音がマスクされ不鮮明
な音に感じてしまいます。
ポータブルオーディオで迫力ある音にしようと言う
意図がハッキリ見えるサウンドバランスなんだと思います。
最後にRP-HT242ですが
これはハッキリ言って音が篭っています。
RP-HT242を聴いた後にHD-228を聴くと
音がスッキリしていると思える位なので
相当篭った音と言えると思います。
篭っているなら耳には優しそうなものですが
これがなぜかノイズ感を感じる音で
結構耳が疲れます。
PMX-200の刺々しい感じが
始めからの物か
修理したかなの物かいまいち分かりませんが
PMX-200のこの感じが無くなれば
かなりコストパフォーマンスは高いと感じましたが
これはモデルチェンジされることもなく
カタログ落ちした製品なのが悔やまれます。