JBL 4312MKⅡWXと
ONKYO D-112ELTDを
きちんと聴き比べてみようと思い実行してみました。
アンプはKENWOOD L-A1を使い
スピーカーの設置位置はそれぞれの定位置の
ままでの聴き比べです。
ONKYO D-112ELTDを
きちんと聴き比べてみようと思い実行してみました。
アンプはKENWOOD L-A1を使い
スピーカーの設置位置はそれぞれの定位置の
ままでの聴き比べです。

4312はスーパーツィーターが追加してありますが
これ込みで音のバランスを
取って有るので当然スーパーツィーターも繋いだ状態との
聴き比べとなりました。
まず最初にまだブログを開設するより以前に
同じように
L-A1を使い
4312とその頃サブシステム用に使おうと購入した
KENWOOD LS-VH7を聴き比べてみたことがありますが
とにかく比べる以前の問題で
LS-VH7の音が余りにも篭って聴こえ
安い小型スピーカーってこんなもんなんだ。
とかなりの差を感じた事が有りましたが
さて今回はどうだったんでしょう?
結論からいけば
D-112ELTDはバランスは悪いものの
聴けるレベルでした。
まず4312MKⅡWXの音はいつも通りの音で
これに耳をしっかり馴染ませてから
まず4312MKⅡWXの音はいつも通りの音で
これに耳をしっかり馴染ませてから
D-112ELTDに配線を繋ぎ変え
いざ試聴開始です。
最初に違うのがボリュームの位置で
似た音量で聴こうと思うと
やはり能率の低い112はボリュームを
いざ試聴開始です。
最初に違うのがボリュームの位置で
似た音量で聴こうと思うと
やはり能率の低い112はボリュームを
少し上げ気味にする必要があり
また
音も4312と比べ余裕がなく
どことなく綱渡り的な緊張感があります。
音のバランスは明らかな低音寄りで
コントラバスの音が4312は主張することなくバックで
響いているのと違い
112では一番前で主役を張る勢いで響いてきます。
明らかな低音過多のサウンドバランスで
また
音も4312と比べ余裕がなく
どことなく綱渡り的な緊張感があります。
音のバランスは明らかな低音寄りで
コントラバスの音が4312は主張することなくバックで
響いているのと違い
112では一番前で主役を張る勢いで響いてきます。
明らかな低音過多のサウンドバランスで
結果中域、高域は低音にマスクされ
伸びやかに鳴ってくれません。
伸びやかに鳴ってくれません。
バスレフポートに手を当ててみると
かなりハッキリと風を感じる状態で
妙に音圧のある耳に圧迫感を伴う
低音なのはこれが原因かと納得しました。
試しに112のバスレフポートをガムテープで塞いでみると
見事に高音が出過ぎな位になり
シャリシャリした音とクリヤーな中音が聴けましたが
全く低音が無くなり音としては
非常にもの足りない物になり
これでは価格に全く見合わない音でしかありません。
試しに112のバスレフポートをガムテープで塞いでみると
見事に高音が出過ぎな位になり
シャリシャリした音とクリヤーな中音が聴けましたが
全く低音が無くなり音としては
非常にもの足りない物になり
これでは価格に全く見合わない音でしかありません。
ただし定位感は素晴らしく
この点では4312が敵うポイントを見出だす事は難しいと言えます。
ただ出過ぎと言える低音はただボンボン鳴っているわけではなく
かなりしっかり鳴らし分けが出来ており
質感は有るので
このまま少し後ろに引っ込ませる。
または見合った中高域を乗っけてあげれば
十二分にメインスピーカーとして使えるレベルにあると思いますが
これはこれから何年も掛けて手なずける必要がある
かなり手強い特徴であると言えます。
もしLTDを見つける事無く
D-112Eをそのまま使い続けていた上で
今回のような聴き比べをしてみたら
おそらくここまで低音が過多だと思うこともなく
終わっていたでしょうが
逆に然程奥行き感を感じない音作りに
さして魅力を持つことも無かったかもしれません。
自分はすんなりいくより
何年もかけて色々試行錯誤をするのが好きなので
そう言う意味ではD-112ELTDは我が家に
来るべきして来た存在なのかもしれません。
またスピーカーとしての限界はかなり高い印象があり
確かに4312と同じ音量で聴く分には
音の余裕感は乏しいのですが
それでも逆に小音量で聴くと
何かトルク不足な音しかせず
もっとボリュームを上げろ。
自由に歌わせろと。
催促するような
窮屈な音で
結果それなりの音量で聴くことになります。
かなりの音量で再生しても
音が割れたり
余計な音がするような事はまずなく
目を瞑って聴いていたら
絶対にこのサイズのスピーカーの音とは
思えないスケールの再生が出来ますが
音量が増すに従い
低音過多のサウンドバランスになっていくので
そこだけが今後の大きな課題となります。
もっとも4312も自分にとっては最初は出過ぎな
低音を如何に抑えるかに
何年も悩んだので
再び同じ楽しみが待っているとだけの
事でしか有りませんが^^;