自分は余りケーブル類にコストを割くタイプとは思いませんが
それでもちょくちょくケーブルを買って試す事はあります。
必要に迫られた際を除いた場合
買うタイミングは大きく分けて二つで、
店で何となく見ていて無性に欲しくなってきて結局買うパターンと
店で鳴らしているのを聴いて
「良いかも。」
と思い買うパターンですが
大体において前者は当たりで後者はハズレを引く確率が高いです。
その中で今回はちょっと自分が使っているスピーカーケーブルの事を書いてみようと思います。
今メインシステムのKENWOOD L-A1からJBL 4312MKⅡ間を繋いでいるスピーカーケーブルは
パイオニアのJSA-SS2050 というケーブルで片側7.5m位引き回しています。
このケーブルは高校を卒業して就職した会社の最初の忘年会の次の日に
二日酔いの頭をおさえならが買いに行ったケーブルです。
それでもちょくちょくケーブルを買って試す事はあります。
必要に迫られた際を除いた場合
買うタイミングは大きく分けて二つで、
店で何となく見ていて無性に欲しくなってきて結局買うパターンと
店で鳴らしているのを聴いて
「良いかも。」
と思い買うパターンですが
大体において前者は当たりで後者はハズレを引く確率が高いです。
その中で今回はちょっと自分が使っているスピーカーケーブルの事を書いてみようと思います。
今メインシステムのKENWOOD L-A1からJBL 4312MKⅡ間を繋いでいるスピーカーケーブルは
パイオニアのJSA-SS2050 というケーブルで片側7.5m位引き回しています。
このケーブルは高校を卒業して就職した会社の最初の忘年会の次の日に
二日酔いの頭をおさえならが買いに行ったケーブルです。
(高卒未成年でもお構いなしでお酒を飲ませるのがこの頃はまだ当たり前の雰囲気があり
思いっ切り先輩に飲み潰されました。流石に今こんな事したら問題になるでしょうね。)
最初はアンプがDENON PMA-255と貰い物ポンコツスピーカー間を繋ぐ事からはじまり
今までで一番付き合いの長いケーブルだったりします。
ただ買って10年程して
どんなに被膜が有っても何年もしたら中の無酸化銅も多少は酸化して
劣化してるのでは?
という思いからつい別のスピーカーケーブルを買ってしまいました。
それがJBLのJSC1000というスピーカーケーブルで
これはお店で実際にアンプ→スピーカーセレクター→スピーカー間で使われていて
店の人も価格の割にまともと言っていたのを信じて購入しました。
早速パイオニアから付け替えて鳴らした瞬間
余りの音の悪さに正直泣きそうになりましたが
ケーブルにもエージングが必要という話しもあり
しばらく我慢して使い続けてみました。
それでもなかなか思うような音で鳴らず、
スピーカーケーブルをアルミ箔で包んでみたり、
裸線で繋いだり、Yラグ等を使ったりと色々とやってみましたが
結局挫折して次はカナレの4S11を買ってそれと交換しました。
すると今までJBLで苦労していた事は何だったんだろう?
と思う程自然な音が鳴るようになりました。
その頃にはスーパーツィーターも追加していて
スーパーツィーターの接続も4312の端子から繋いだり
直接アンプから繋いだり色々試していた時期でもあり
アンプから直接スーパーツィーターに接続するために
最初は4S8を買って繋いでいたのを
その後つい魔がさして4S11を買い足して4本の4S11が部屋を這い纏わっている
というかなり異様な状態の部屋になっていた時期もありました。
ただ何となく音が硬く感じる部分がどうしても払拭できず
またまた思い付きでそれまで使われる事なく眠っていた
パイオニアのスピーカーケーブルを復活させてみたところ
結局これが一番音が良いという結果になり
正直かなり顔が引きつりました。
JBLのJSC1000にカナレの4S11、更に4S8の購入代金に
パイオニアのケーブルを死蔵していた
数年間と言う時間は完全に無駄となりましたが
逆にそれにより自分なりの持論は出来上がりました。
数年間と言う時間は完全に無駄となりましたが
逆にそれにより自分なりの持論は出来上がりました。
それはケーブルによる音の差は確実に有り
合わない場合は本当何をしても最後まで合わない。
またほぼエージングによる変化は存在せず
繋いで出てきた最初の音が好みかどうかの即断即決で
気に入らなければ駄目で十分と言う事と
高い安いでは無くあくまでも合う合わないがケーブルの価値だと言う事です。
ただし特殊な構造、材質のケーブルの場合もしかしたら
多少のエージングによる変化は有るかもしれませんが
果たしてそこまで手の込んだケーブルが良いかと言うのは
また別の問題だと思います。
今はアンプ→スピーカー間は件の通りパイオニアのスピーカーケーブルで
接続し、スーパーツィーターは4312の端子から
カナレの4S8で繋ぐ形で落ち着いていますが
これが今後も変わらないかそれとも変わっていくかは
誰にもわかりません。
その不確定な感じもオーディオの面白さであり泥沼さでも有るわけです。