この作品はライトノベル原作のアニメ映画です。
自己紹介でなんとなく分かるかもしれませんが
結構オタクだったりします。
ただ常に情報の最前線にアンテナを張り巡らしているわけではなく
たまたま引っ掛かった作品をダラダラと楽しむタイプで
今どんな作品が流行っているのかは正直わかりません。
そんな自分のお気に入りの一つが
「涼宮ハルヒの憂鬱」という作品です。
実際には涼宮ハルヒの憂鬱1巻、2巻という一般的な続きではなく
涼宮ハルヒの憂鬱、涼宮ハルヒの退屈、涼宮ハルヒの~と
~の部分が変化して行く作品なので
本棚をひっくり返したら順番通りに並べ直すのが大変な構成の作品です。
記事タイトルは同作品の4巻タイトルであり、映画タイトルでもあります。
映画化されたのが4巻の内容と言うことは
当然その前の部分もアニメ化されていて
それは深夜枠で放送されていました。
通常漫画にしろライトノベルにしろ何か原作をベースに
アニメやドラマにする場合、テレビ向けに
内容を変えるのが一般的ですが
この作品はほとんど原作通りのままアニメ化され
不特定多数の人が見る可能性が高い
テレビアニメとしてはかなりの異彩を放っています。
まず簡単に話の骨格を話すとすれば、
ある一人の人物に有り得ない力が本人の無自覚のまま宿ってしまい
無自覚のままその力で世界を作り替えてしまいました。
当然それは世界を変えた張本人も全世界の殆どの人も
その事実に気付く事はなかったのですが
その世界改変で何故かいわゆる超能力を持ってしまった一部の人達、
宇宙人、そしてタイムトラベルが可能な程の技術力を持った未来人が
その世界を変えた存在を知り、
その人を観測、調査または同じ目的を持った他の立場の存在から守るために
その人物の近くに存在するようになりました。
でもその神懸かった力を持つ張本人である涼宮ハルヒは
当然自分の周りでその様な事が起きているとは知りません。
そんな彼女は普通の生活が嫌で未来人や宇宙人、
超能力者が存在する世界になってほしい、
でも実際にはそんな存在が居ない現実に本気で苛立ち
常に不機嫌で全世界を敵視するような気持ちで毎日を送っていました。
世界を改変させてから3年後ある高校に入学した涼宮ハルヒはそこで
ある一人の男子高校生と出会い何のスイッチが入ったのか
今までの不機嫌さを忘れたみたいにその男子高校生と、
数人の勝手に引き入れた仲間を巻き込んで好き勝手をするようになりました。
これが始まりであり基本骨格ですが
この作品の展開は常に涼宮ハルヒに巻き込まれた
男子高校生から見た一人称の形で話が進み
それ以外のキャラクターの心情や彼が見ていない聞いていない事は
一つの例外を除き描かれていません。
語り部でもある彼は普通の高校生のようですが、
彼と涼宮ハルヒを取り巻く仲間は
実は宇宙人と未来人と超能力者だと
涼宮ハルヒにではなく語り部である男子高校生にのみに正体を明かします。
心から宇宙人、未来人、超能力者と合いたいと
切望している涼宮ハルヒは
目の前に彼等が居ることを知らないで
毎日を送っているなか
何故か巻き込まれてしまった男子高校生は
非現実的な話を聞かされ、訳も分からず命を狙われたり、
非現実的な話が現実だと思わざるを得ない
有り得ない物に直面する非日常な毎日を送りつつ
涼宮ハルヒからの無理難題をこなすという
ドタバタな生活を送る事になったのです。
今回の映画はこの作品の中で大きなターニングポイントとなるもので
この非日常の生活がある日突如涼宮ハルヒが存在しない、
そして未来人も宇宙人も超能力者も存在しない
ごくありふれたものに変わっていたのです。
全ての人が昨日迄とは違う世界を前から続いている日常だと思っている世界に
ただ一人その高校生だけが前日までの本当の記憶を持ったまま…
でもそれは彼にとっては命を狙われたり、
別世界に放り出されたり、
わがままし放題で迷惑掛けられ放しの
涼宮ハルヒに振り回される事のない
平穏で普通の生活が送れる世界でもあります。
彼はその新しい世界で究極の選択を迫られたわけになるのです。
改変された平穏な毎日か
今までの非現実的とも言える毎日を取るかです。
それまでの彼は自分が有り得ない非日常の毎日を
送っているのは涼宮ハルヒのせいだと愚痴り
付き合いきれないと言っていたのですが
もし、かつての世界に戻りたいと思うのであれば
それはこれからは自ら進んで
その世界に足を踏み入れる事になるわけです…
この作品が先に書かれた通り
かなり特殊な物である最大の理由の一つは、
自分の中ではこの完全一人称の
ストーリー展開で有ると感じています。
この語り部である男性高校生に自分が感情移入が出来るか?
自分はすんなり感情移入出来て
世界観を楽しむ事が出来ましたが
それが出来ない人には全く面白味は
感じられないであろう事も簡単に想像はつきます。
そして彼が新しい世界ではなく
今までの世界を選択するのも良く理解出来ますし
今後は非現実的な毎日を自ら選んだ生活として
受け入れていく気持ちも良く分かります。
当たり前の生活を送っている中では全くのフィクションの作品より
片足は現実的な毎日なのにもう片方は非現実的なこの作品位の内容は
空想の世界で遊ぶに自分には丁度いい作品です。
自己紹介でなんとなく分かるかもしれませんが
結構オタクだったりします。
ただ常に情報の最前線にアンテナを張り巡らしているわけではなく
たまたま引っ掛かった作品をダラダラと楽しむタイプで
今どんな作品が流行っているのかは正直わかりません。
そんな自分のお気に入りの一つが
「涼宮ハルヒの憂鬱」という作品です。
実際には涼宮ハルヒの憂鬱1巻、2巻という一般的な続きではなく
涼宮ハルヒの憂鬱、涼宮ハルヒの退屈、涼宮ハルヒの~と
~の部分が変化して行く作品なので
本棚をひっくり返したら順番通りに並べ直すのが大変な構成の作品です。
記事タイトルは同作品の4巻タイトルであり、映画タイトルでもあります。
映画化されたのが4巻の内容と言うことは
当然その前の部分もアニメ化されていて
それは深夜枠で放送されていました。
通常漫画にしろライトノベルにしろ何か原作をベースに
アニメやドラマにする場合、テレビ向けに
内容を変えるのが一般的ですが
この作品はほとんど原作通りのままアニメ化され
不特定多数の人が見る可能性が高い
テレビアニメとしてはかなりの異彩を放っています。
まず簡単に話の骨格を話すとすれば、
ある一人の人物に有り得ない力が本人の無自覚のまま宿ってしまい
無自覚のままその力で世界を作り替えてしまいました。
当然それは世界を変えた張本人も全世界の殆どの人も
その事実に気付く事はなかったのですが
その世界改変で何故かいわゆる超能力を持ってしまった一部の人達、
宇宙人、そしてタイムトラベルが可能な程の技術力を持った未来人が
その世界を変えた存在を知り、
その人を観測、調査または同じ目的を持った他の立場の存在から守るために
その人物の近くに存在するようになりました。
でもその神懸かった力を持つ張本人である涼宮ハルヒは
当然自分の周りでその様な事が起きているとは知りません。
そんな彼女は普通の生活が嫌で未来人や宇宙人、
超能力者が存在する世界になってほしい、
でも実際にはそんな存在が居ない現実に本気で苛立ち
常に不機嫌で全世界を敵視するような気持ちで毎日を送っていました。
世界を改変させてから3年後ある高校に入学した涼宮ハルヒはそこで
ある一人の男子高校生と出会い何のスイッチが入ったのか
今までの不機嫌さを忘れたみたいにその男子高校生と、
数人の勝手に引き入れた仲間を巻き込んで好き勝手をするようになりました。
これが始まりであり基本骨格ですが
この作品の展開は常に涼宮ハルヒに巻き込まれた
男子高校生から見た一人称の形で話が進み
それ以外のキャラクターの心情や彼が見ていない聞いていない事は
一つの例外を除き描かれていません。
語り部でもある彼は普通の高校生のようですが、
彼と涼宮ハルヒを取り巻く仲間は
実は宇宙人と未来人と超能力者だと
涼宮ハルヒにではなく語り部である男子高校生にのみに正体を明かします。
心から宇宙人、未来人、超能力者と合いたいと
切望している涼宮ハルヒは
目の前に彼等が居ることを知らないで
毎日を送っているなか
何故か巻き込まれてしまった男子高校生は
非現実的な話を聞かされ、訳も分からず命を狙われたり、
非現実的な話が現実だと思わざるを得ない
有り得ない物に直面する非日常な毎日を送りつつ
涼宮ハルヒからの無理難題をこなすという
ドタバタな生活を送る事になったのです。
今回の映画はこの作品の中で大きなターニングポイントとなるもので
この非日常の生活がある日突如涼宮ハルヒが存在しない、
そして未来人も宇宙人も超能力者も存在しない
ごくありふれたものに変わっていたのです。
全ての人が昨日迄とは違う世界を前から続いている日常だと思っている世界に
ただ一人その高校生だけが前日までの本当の記憶を持ったまま…
でもそれは彼にとっては命を狙われたり、
別世界に放り出されたり、
わがままし放題で迷惑掛けられ放しの
涼宮ハルヒに振り回される事のない
平穏で普通の生活が送れる世界でもあります。
彼はその新しい世界で究極の選択を迫られたわけになるのです。
改変された平穏な毎日か
今までの非現実的とも言える毎日を取るかです。
それまでの彼は自分が有り得ない非日常の毎日を
送っているのは涼宮ハルヒのせいだと愚痴り
付き合いきれないと言っていたのですが
もし、かつての世界に戻りたいと思うのであれば
それはこれからは自ら進んで
その世界に足を踏み入れる事になるわけです…
この作品が先に書かれた通り
かなり特殊な物である最大の理由の一つは、
自分の中ではこの完全一人称の
ストーリー展開で有ると感じています。
この語り部である男性高校生に自分が感情移入が出来るか?
自分はすんなり感情移入出来て
世界観を楽しむ事が出来ましたが
それが出来ない人には全く面白味は
感じられないであろう事も簡単に想像はつきます。
そして彼が新しい世界ではなく
今までの世界を選択するのも良く理解出来ますし
今後は非現実的な毎日を自ら選んだ生活として
受け入れていく気持ちも良く分かります。
当たり前の生活を送っている中では全くのフィクションの作品より
片足は現実的な毎日なのにもう片方は非現実的なこの作品位の内容は
空想の世界で遊ぶに自分には丁度いい作品です。