命の前提シリーズ|第1話 歪んだ前提で受け取ると、すべては歪んで届く | 自分サイエンス研究所

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スピリチュアルなセッション。

私はこれまで、数えきれないほど受けてきました。

その時は、
「なるほど」と思うし、
少し楽になった気もする。

でも、時間が経つと
また同じ悩みや苦しさに戻っていく。

むしろ、
以前より迷いが増してしまうことさえありました。

なぜ、あれだけのものを受けても
人生は変わらなかったのか。

最近になって、
ようやくはっきり分かったことがあります。

それは――
私自身の「根源の前提」が整っていなかった、ということです。




どれだけ良い言葉でも、受け取る側の前提で変わる

占いやヒーリングが悪いわけではありません。
心理学が間違っているわけでもありません。

問題は、
それらを受け取る「私自身」の前提でした。

どんなに素晴らしい言葉でも、
どんなに的確なアドバイスでも、

受け取る側の土台が整っていなければ、
その内容もまた、違う形で解釈されてしまう。

これは責任論ではなく、構造の話です。

グラスが傾いていれば、
どんなに綺麗な水を注いでも、
水は真っ直ぐには溜まりません。



「変わらない」のではなく、
「変わる前提」が整っていなかった

当時の私は、
自分の前提がずれているなんて思いもしませんでした。

むしろ、
もっと努力すれば変われるはずだと信じていました。

もっと学べばいい。
もっと癒せばいい。
もっと自分を理解すればいい。

そうやって外側に答えを求め続けていました。

でも本当は、
知識や技術が足りなかったのではなく、

「どんな前提で自分という命を見ているのか」
そこが整っいませんでした。



前提が整っていないままでは、
どんなアドバイスも届ききらない

人は、
自分の命の捉え方を基準にして
すべてを解釈します。

自分をどこかで否定している人は、
どんな優しい言葉も
「私はまだ足りない」という意味に変換してしまう。

自分を信頼できていない人は、
どんな背中を押す言葉も
「でも私には無理」と受け取ってしまう。

つまり、
アドバイスの質の問題ではなく、
受け取る側の前提の問題なのです。

前提が整っていなければ、
どんなに正しいことも、
本来の形では届ききらない。

とてもシンプルな構造です。




命の根源に触れたとき、すべての見え方が変わった

私が大きく変わったのは、
「命の原点」に意識を向けたときでした。

自分はどこから来たのか。
どんな材料で出来ているのか。
どんな関係性の中で生まれてきたのか。

父と母。
精子と卵子。

この根源に目を向けたとき、
今までの人生の違和感が
一本の線で繋がっていきました。

それまで外に求めていた答えが、
すべて内側の前提にあったことに気づいたのです。



歪みを直すのではなく、構造を知る

ここで大切なのは、
自分を責めることではありません。

誰かが悪いわけでもない。
環境が悪かったわけでもない。

ただ、
そういう構造の中で生きてきただけ。

そして、
その構造に気づかないまま
外側の方法論だけを増やしても、
どこかで違和感が残り続ける。

それだけのことです。



本当に変わるために必要だったこと

私に必要だったのは、
新しい知識でも、特別な能力でもありませんでした。

必要だったのは、
「自分の命の前提」を見直すこと。

どんな価値観で自分を見ているのか。
どんな無意識の前提で生きているのか。
自分という存在を、どこかで否定していないか。

そこに目を向けたとき、
不思議なくらい
心も体も生き方も少しずつ変わっていきました。



だから私は、根源から整えることを伝えている

今の私は、
占いやヒーリングを否定したいわけではありません。

それらは、
整った土台の上で受け取れば
本来の力を発揮するものだからです。

ただ、
前提が整っていない状態で
外側の方法だけを増やしていくと、
逆に混乱が深まってしまうこともある。

だからこそ私は、
まず「命の根源」に目を向けることを大切にしています。



最後に

変わらなかったのは、
方法が間違っていたからではありません。

受け取る私の前提が、
整っていなかっただけ。

前提が整っていないまま受け取り続けていれば、
現実もまた、その前提通りに見えてしまう。

そう気づいたとき、
ようやく私は、
自分の人生を自分の手で扱い始めることができました。

どんな学びも、どんな言葉も、
それを受け取る「命の前提」が整ったとき、
初めて本来の力を発揮する。

私はそう感じています。